こんにちは、香水担当です。

ゴールデンウィークの連休が明けてから、なかなか心地の良い空気を感じることが無かったような気がしますが、やっと！という感じ。

オーダーしていた服や、最近購入して着たかったお洋服を手にとった方も多いのではないでしょうか。

そんな気分の高鳴りと合わせて、香りも一緒に旅の歩みを再開していきましょう。

先日はELLA K（エラ　ケイ）新作フレグランス「カメリア　K」についてご紹介させていただきました。

まだご覧になっていない方は、是非読んでいただけましたら幸いです。

「フレグランスブランド ELLA K(エラ ケイ) ブログ第二弾 -カメリア K 本日発売 -」

今回はClique Tokyoでお取り扱いさせていただいているELLA K（エラ　ケイ）のフレグランスを順番にご紹介させていただきます。

Sonia Constant（ソニア・コンスタン）が創り出す香りの旅を、このブログを通して改めて楽しんでいただけたらと思います。

太陽の心地良い匂いと、暖かさ、、

香りも気分や日々の感覚の変化に合わせて感じ方が変わってきます。日本特有のこの季節の変化。

ELLA K（エラ　ケイ）の作品には、ソニアが実際に日本へ訪れた際に出会った景色が描かれた作品があります。

まずは、その二つの作品からご紹介させていただきますね。

サガノの詩 (POÈME DE SAGANO)<日本>

遠くの地で、優しい緑の葉にうずもれて、目を閉じる。

荘厳な竹の息遣いを感じる・・・

竹の葉が空高く、太陽を纏うように茂り、

こずえがゆっくりと左右に揺れて、風と共に私の魂を運んでいく。

私のうなじに感じるあなたのかすかな息遣い。

＜香り＞

天と地の密かな出会い。

様々なグリーンが植物のみずみずしさを映す。

シトラス・・・ベルガモット、グレープフルーツ、ユズ

フレッシュ・・・ミント、ユーカリ、抹茶、バンブー

肌にのせた瞬間に、絵具で一気に描かれるように鮮やかな色彩が放たれる。

ジューシーで溢れるような香りは、呼吸するように肌に馴染みます。

体の奥深くまで、浸透するように爽やかで心地良い香り。気持ちを明るく癒してくれるんです。

私は、お風呂上がりにまとって香りに和ませてもらって寝たり、朝起きた時のエナジードリンクのような感覚で纏うことが多い気がします。

爽やかでここいいのに、ひとりぼっちにはならない、優しさのある香りです。

湿度の高まるこれからの季節、緑の心地よさに触れてみていただきたい。

メモワール・ド・ダイセンイン (MÉMOIRE DE DAISEN IN)<日本>

京都の大仙院から得た感情をフレグランスに込めたメッセージ。

ローズアルバに誘われ横切る日本庭園。

ミネラル感と透明感のある風に運ばれて、

あなたの視線は白いバラの花びらへと向けられる。

＜香り＞

枯山水の美しい庭園。静けさと深い瞑想の場を満たす、花、木、植物、岩、優しい光。

砂利のミネラル感・・・アンブロクサン、ナツメグ、ベンゾイン

木・・・メイプルウッド、ケファリス

花、植物・・・グリーンノート、ホワイトローズ、日本の芍薬、日本の金柑

華々しいというよりも、儚さ。そこはかとなく美しい香りがゆっくりと広がる。

大仙院、枯山水、、私も修学旅行のときの記憶ですが、そこでみた景色だけは鮮やかに脳内で再生されます。

静かで、落ち着く。香りの中に、ほんのりとした甘さを感じつつも重さは全く感じない。

個人的にとても好きだというのもあるかもしれませんが、和菓子を食べた時の幸福感というのか、、そんなような口当たりの良い香りがするんです。

試香紙に乗せた時、砂利のあのひんやりとした感じが思い起こされました。

本を読む時の、しおりに「メモワール・ド・ダイセンイン」の香りをつけて、ゆっくり読書に浸りたいと思いました。

香りの描く景色の中で永遠の時を過ごせそう、、、

早速この後実践してみようと思います。

皆さんのおすすめ読書香水がございましたら、是非教えてください。

今回は、香りを使ったシーンを含めてご案内してみました。

いつもと同じ行動も、香りが加わることで少し違った景色が見えたり、新しい発見や、心が揺さぶられる瞬間が増えたり。

香りが皆様のライフスタイルの中に、幸せを運んでくれますように。

これからも、お楽しみいただけるようなブログを書けるように精進してまいります。

最後までお付き合いくださりありがとうございました。

また次回の香水ブログでお会いしましょう。