2023/12/13 18:51
皆さま、こんにちは。
香水担当です。
先日のブログはお読みいただけましたでしょうか。
まだの方は、ぜひご覧ください。↓
「特別香水イベント『eau de porter(オーデ ポルテ)』開催のお知らせ」
ではもう一度。
12月22日から25日は、Clique Tokyo初の香水イベントです。
そして今年最後の大イベントです。
『オーデ ポルテ(eau de porter)』
日程:2023年12月22日(金)~25日(月)
時間:12時~21時
場所:クリーク トウキョウ(Clique Tokyo)
ということで、当日まで数回に分けて参加ブランド様をご紹介させていただくブログとなります。私の感想や印象を含めご紹介させていただきますね。
今回は、以下の5ブランドについてです。
・CARON (キャロン)
・The Different Company (ザ ディファレント カンパニー)
・ELLA K (エラケイ)
・RANCÉ1795 (ランセ1795)
・NOBILE 1942 (ノービレ1942)
【CARON(キャロン)】
1904年、フランス パリのラ・ペロン通り10番で始まりました。
創業者であり、並外れた才能の調香師エルネスト・ダルトロフ(Ernest Daltroff)と
素晴らしい直感力を持つファッションスタイリスト、フェリシエ・ヴァンプイユ(Félicie Wanpouille)の衝撃的な出会いから生まれたフレグランスメゾン。
そして、現在新たな2人のリーダーCEOのアリアン・ド・ロスチャイルド(Ariane de Rothschild)と調香師ジャン・ジャック(Jean Jacques)が迎えられました。
彼女たちのクリエーションにより、CARON(キャロン)の革新と挑戦が、私たちの目の前に流れる現在という時間にも刻み続けられています。
普段からお取り扱いをさせていただいているブランド様。
体感されたお客様とお話しするたびに、感動が手に取るように伝わってきます。優雅でありながら、メロディアスな世界観。ブランドが歩んできた道に敬意を持ちながらも、挑戦する意思を忘れない姿勢には、目が離せません。普段ご案内していない香りもご用意する予定です。お楽しみに。
【The Different Company(ザ ディファレント カンパニー)】
本物のラグジュアリー。 それは、真の香りの贅沢。
2000年、稀少でコンテンポラリーなフランスの香水ブランドの先駆けとして生まれました。
妥協しないラグジュリー精神のもとに、真に贅沢なフレグランスを創ることを掲げ、そのこだわりは細部にまで繊細に行き渡る。
世界的な名香を次々と創作しているジャン・クロード・エレナ(Jean-Claude Ellena)から、 彼の才能を受け継いだ娘のセリーヌ・エレナ(Celine Ellena)に、そしてエミリー・コッパーマン(Emilie Coppermann)、 ベルトラン・ドゥシュフール(Bertrand Duchaufour)、クリスティーヌ・ナゲル(Christine Nagel)など超一流の調香師たち。 そしてボトルデザインは世界的に有名なアートデイレクターのティエリー・ドゥ・バシュマコフ(Thierry De Baschmakoff)を起用しています。
もはや、贅沢の極みと言っても過言ではありません。
こちらも普段からお取り扱いさせていただいているブランド様。ジュエリーのように輝く魅力が溢れ、香水というよりはその先に光る魅力・贅沢を手に入れるような感覚。ぜひその感覚は、店頭で体感していただきたいのです。均衡の取れた天秤のような、対象に削られたダイヤのような、、美しいバランスが構築された香りを肌で感じてみてください。こちらも、普段のラインナップにさらに数種類追加される予定です。こちらも必見ですね。
【ELLA K (エラケイ)】
テーマは、”旅”。
クリエーターのSonia Constant(ソニア・コンスタン)が、これまでに旅をしてきた世界の地が舞台となる。それぞれのストーリーを通して、彼女が主役として生きている人生の折々の感動を香りに表現しています。
” ELLA K PARFUMS(エラ ケイ)”というブランド名の由来は、1920年~1930年に活躍した女性冒険家やオリンピアンたちの情熱的で自由、未知への挑戦にひるむことがなかった彼らの称賛が込められています。
女性冒険家、Ella Maillartの”ELLA”とソニアの旧姓Kuceaの”K”を合わせて名付けられました。
こちらも普段からお取り扱いさせていただいているブランド様。透き通るような、繊細なボトルに詰められた美しい景色。風を感じたり、熱を感じたり、、、一拭きした途端に広がる世界は、唯一無二。心揺さぶられる楽しい香りの旅行をぜひ楽しんでいただきたいと思います。
【RANCÉ1795 (ランセ1795)】
1795年、5代目当主フランソワ・ランセがそれまでの賦香皮手袋製造業から転業し、新しく香水ハウスとしての道を歩み始めたことから歴史が始まります。
皆様ご存知の、ナポレオン・ボナパルトに「ル・ヴァンカー(LE VAINQUEUR)」を、その妻ジョセフィーヌには「ジョセフィーヌ(JOSEPHINE)を献上しました。以降、ナポレオン一族に数々の香水や化粧品を献上したことで有名となりました。
フランスのエレガンスと香水への熟練、そしてイタリアのクラフトマンシップとアート、これら全てを兼ね備えたユニークなメゾンブランドランセは、200年以上の伝統を受け継ぎながら、未来を見据え、常に研究と創作の熱い魂を持ち続けています。
こちらのブランドは、Clique Tokyoとして初めてのご案内となります。
賦香革手袋、、香水文化を作った大切な歴史の一つですね。その呼び方の通り、革手袋に香りが付けられたもの。当時流行った革手袋の臭い問題を見事に緩和させた商品。それに加え、挨拶をするときに香りが相手に届く。それによって印象に色が着く。そんなパワーもあったのではないかなと私は思います。
品位という言葉が相応しい。香りの世界を渡り歩いた美しき世界観をぜひ体感しにいらしてください。
【NOBILE 1942 (ノービレ1942)】
クラフツマンシップにもとづく、メイドインイタリーの香り。
第二次世界大戦最中の1942年、ウンベルト・ノービレがローマで香水ビジネスを始めたのが始まり。その後ファミリーである、マッシモとパトリツィオが情熱を受け継ぎ、世界に誇れる“メイド・イン・イタリ―”の魂を胸に、最高品質のフレグランスへのこだわりを持ち続けています。
NOBILE 1942 (ノービレ1942)のフレグランスは、浸漬、フィルタリング、蒸留といった自然な工程で得た精油が含まれている。こうした製法は完成までに長い時間を要する一方で、出来上がったフレグランスは芳醇で香り高く、力強さと奥行を持つのです。
こちらもClique Tokyo初めてのご案内。
“メイド・イン・イタリ―”。その言葉に込められた、質感の力強さと純粋な信念。
イタリアといえば、フレッシュでジューシーなシトラスを私は思い浮かべます。キリリと美しく豊かな香り、、、そんなイタリアらしい上品さ。香りに込められた、こだわりと生命力ある精油たちの美しきメロディーを聴きにいらしてください。
今回は、こちらまで。
最後までお付き合いくださいまして有難うございました。
皆様と、香りを通してお話しすることができる日が待ち遠しいです。
次回は、ATELIER MATERI (アトリエマテリ)からご紹介させていただきます。
お楽しみに。
Clique Tokyo