こんにちは、香水担当です。

暑い日が続いておりますね、皆さま適度な塩分と水分補給は忘れずに。

私は太陽の日差しが強く照りつく先日、「ELLA K（エラケイ）」の新商品発表会へ行ってきました。

調香師のソニア・コンスタンも来日され、その世界観を肌身で感じる貴重な時間となりました。

ということで今回は、「ELLA K（エラケイ）」の新作「ORCHID K（オーキッド K）」についてご紹介して参ります。

まずは、気になる新商品の発売日と詳細からご案内していきましょう。

コモ湖での夢のロマンス

星空の中で、私は月明かりに照らされた石となり、

コモ湖畔の岸辺に導かれ歩いて行く。

ゆっくりと、私は穏やかな滑りに身を委ねる

水のキスに肌が震える。

銀色の鏡の向こうで、時が止まる。

向こう側には、あなたがいる。

暗い水に包み込まれ、私の体は静かに漂う。

突然、私が待ち焦がれたあなたの抱擁！
あなたは、このつかの間の瞬間を私たちの永遠に変えるためにここにいる。

＜香り＞

プチグレン、オリアンダー、セントトレック マシュマロ、セントトレック ブラックバニラオーキッド、セントトレック マグノリア、ワイルドローズ、セントトレック セコイア、バニラ、サスティナブルアンブロフィックス

＜調香師ソニア・コンスタンのインスピレーション＞

「ORCHID K（オーキッド K）」は、イタリアのモンテ　ローザで出会ったブラックバニラオーキッドを中心に香りを作りたいと思った。

コモ湖を囲む花々、モクレン、ジャスミン、オリアンダーやワイルドローズを連想させ、伝統的で豪華なノートを加えた。

ロマンチックなディナーでいただいた、バニラカノーリと雲の様に添えられたマシュマロは

私のインスピレーションを掻き立て、更に、湖畔沿いに並ぶ樹齢数世紀のセコイアの木の荘厳な香りと、

近くの教会の重い扉から溢れ出るインセンスのかすかな香りをフレグランスに閉じ込めました。

「カメリア K」の情熱的な愛が込められた真紅のボトル、「ムスク K」のまっさらなページへと戻る様な純粋な白いボトルに続いて“Kコレクション”の新たな作品として発売されます。

「ORCHID K（オーキッド K）」本当の愛という光と影のコントラストが込められた澄み渡るブルーカラーのボトル。

ソニアのバースデー旅行として訪れた、イタリアのコモ湖が舞台。

旅の時は毎度欠かさず持っていくという、ライカのヴィンテージカメラとジボダン社が開発したSCENT TREK（セントトレック）※１

を持って向かったそう。

そこで泊まったホテルの近くに咲いていた、ブラックバニラオーキッドの花。

近くのお庭にあった花からインスパイアされたマグノリアやローズ。

デザートで用意された、雲の様なマシュマロ。

海が波打ち光が反射して描き出された、美しいブルーと輝くゴールド。

湖畔にそびえるセコイアが創り出す、神秘的なお香のような香り。

ソニア・コンスタンが、コモ湖の旅先で目にした美しい景色が香水瓶の中から溢れ出します。

オーキッドという名前から、ブラックバニラオーキッドの特徴とも言われるバニラのような甘い香りから想像を膨らませていた私としては、想像を超える透明感でした。

ELLA Kの作品は、毎度本当に目の当たりにしているかのような美しい景色を魅せてくれるのですが、今回もなんて美しいのかと。

ムエットを手にした瞬間、思わず深呼吸しました。

目の前にその湖が広がるような、甘さの中に心地よく流れる涼しげな印象。

「ねっとりとした重さのあるバニラではなく、水の中に浸されたバニラ」というソニアの言葉を聞いて納得。

水の中に頭まで入れた時のあの静かな時間の中で、目を開けると広がる降り注ぐ光と影のコントラストを見ているかのような。

熱風の中、肌を香ってみたら青く透き通った色が脳裏に浮かびました。

時間が経つにつれて人によっては、ウッディーな香りが引き立ち神秘的な印象に。

私の肌では、瑞々しさは保ちつつもふっくらとした甘さが残りました。

息苦しいほど暑い夏を迎えている今、この「ORCHID K（オーキッド K）」をぜひ試してみてほしい。

世界観をより引き立てる美しいブルーのボトルと、ソニア・コンスタンが描き出す香りの景色をぜひお楽しみに。

皆さまのお越しを、心よりお待ちしております。

※１）SCENT TREK（セントトレック）・・・ジボダン社が開発した環境に優しいアプローチであり、エコフレンドリーで植物を傷つけることなく香りを捕えることができる。自然物から香り成分を抽出することなくフレグランスに本来の香りの感覚を提供することが可能な技術。

最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございました。

それでは、次回の香水ブログでまたお会いしましょう。

〒150-0014

東京都渋谷区神南1丁目15-12

秀島ビル2F

#cliquetokyo

Clique Tokyo公式SNSで多くの情報を公開しています。ご覧いただければ幸いです。

Instagram / https://www.instagram.com/cliquetokyo/

X(Twitter) / https://twitter.com/clique_tokyo