2024/09/20 19:51
こんにちは、長岡です。
実は今日から三日間、Clique Tokyoには私しかいません。
他のスタッフは一身上の都合でいないのです。
全然ズル休みとかではなく大事な用事なのでそこは良いのですが、
なんといっても寂しい。
今現在この文章をしたためているのは18時な訳ですが、
本日まだ店内で英語しか喋っていません。
2組いらっしゃったのですが、お二組とも海外の方でした。
接客英語程度の拙い言語力なのですが、1組は私の提案で2点購入していただきました。
嬉しい限りなのですが、日常的に行われていた
「お客様と永遠と雑談する」ができておりません。
一人でに『疲れたな〜!!』とかほざいております。
ちなみに明日は少し前に告知しておりました私の身切りイベントですので、
皆様奮ってご参加ください。
また、インスタグラムでのストーリーズにて告知致しましたが、
周年記念パーティの参加費の前金も受付開始しております。
どしどしお待ちしております!!
さて、今回は寂しさを紛らわせるという意味でも、当店で私の一番好きな
ブランドについて書かせていただこうと思います。
その名も【11 BY BORIS BIDJAN SABERI】です。
【BORIS BIDJAN SABERI】というスペインのアルチザンブランドのデュフュージョンラインです。
デュフュージョンラインというのは、「普及版」という意味で、本家の個性やアイデンティティを残しながら
低価格で提供できるようにするラインのことを指します。
まあ、ぶっちゃけ最初に申し上げておきますと、全然低価格ではありません。
本家がかなり高額なため、いくら低価になったとは言え世間一般のブランドたちに比べれば
高額な部類に入ると思います。
ではそんな高額なブランドをなぜ一番好きかという理由とともに、
当店においてある商品2型をご紹介致します。
[11 BY BORIS BIDJAN SABERI] (イレブンバイボリスビジャンサベリ) H1B-F1235 HOODIE / OBJECT DYE / 11 LOGO MASK / ACID
そもそもですが、アルチザンブランドって大量生産に向かないブランドです。
職人気質なこだわりを持って一点一点を仕上げるため、作成できる個数、
望み通りのクオリティを生み出せる職人や工場の数が圧倒的に限られます。
しかし、これを大量生産でやってのけたブランドがいくつかございます。
そのうちの一つが【BORIS BIDJAN SABERI】なのです。
19AWに最後でしたが、パリコレクションでランウェイもやっており、
もはやラグジュアリーブランドを見ている感覚です。
こちらのフーディは、首元にあるマスクのような素材はが着用時に首元にその生地がくることで
ハイネックインナーをレイヤードしているように着ることができます。
アンダーグラウンドみがありますよね。
【11 BY BORIS BIDJAN SABERI】をなぜ好きかというと、
作品的な意味合いが強いものよりも、洋服は着てなんぼ、という思考が個人的に強いことも
ベースにございまして、
・デザインをシンプルに、シルエットをソリッドにすることで
ワードローブとしての使いやすい。
・オーバーダイによって生まれる退廃的で勝つアグレッシブな空気感。
・溢れ出る覇気
が好きなポイントです。
奥行きのあるフェードグレーの色合いもたまりませんし、
なんといっても時代に逆行する、というよりは時代に関係なく着用でき、
それでいて海外の方の持つ、東洋人にはなかなか出せない雰囲気を演出してくれます。
昔からあの何を着てもおしゃれになってしまう雰囲気が羨ましくて羨ましくて。
大量に洋服を着てきた中で、ようやく理想的な雰囲気のブランドを見つけたと思っております。
[11 BY BORIS BIDJAN SABERI] (イレブンバイボリスビジャンサベリ) P22-F1482 PANTS / OBJECT DYED & COATING
製品加工とコーティングを施した、このブランドの十八番シリーズですね。
【11 BY BORIS BIDJAN SABERI】は本家のラインに比べて少し若めなデザインのものが多いように感じます。
アルチザンブランドによっては着用しても年齢が足りなくて断念する、みたいなことが起きるのですが、
このブランドは違います。20代でも全然等身大で着ることができます。そしてずっと愛用していける。
【11 BY BORIS BIDJAN SABERI】のパンツはフルレングスの型は大抵足を通すゴムが裾裏についており、
ブランドっぽく着るなら少し裾をあげてクロップド丈で着用するのがボリス流です。
ただそうしなくてもこのゴムがあることで特有の溜まりができますし、
このパンツは他の方と比べて少し幅が広めに取ってあるので、ストレートフィットが
得意ではないという方でも気に入っていただけるサイズ感だと思います。
コーティングなので保温性・撥水性も上がるため、ガシガシ使っていきたいですね。
コーティング好きすぎて、全然夏でも着てしまします。
ほとんど室内にいるので、道中だけ我慢すればこっちのもんです。
いかがだったでしょうか。
少し文章量がいつもより多くなってしまったとは思いますが、
それだけ愛が溢れているということなので、ご勘弁ください。
ぜひこの世界観を味わってほしい。
一緒に地獄みたいな洋服の楽しみ方をしてくださる方、いつでも
募集中です。
最後までご覧いただきありがとうございましたーーー!!!
それでは、また。
Clique Tokyo 長岡
〒150-0014
東京都渋谷区神南1丁目15-12
秀島ビル2F
#cliquetokyo
Clique Tokyo公式SNSで多くの情報を公開しています。ご覧いただければ幸いです。
Instagram / https://www.instagram.com/cliquetokyo/
X(Twitter) / https://twitter.com/clique_tokyo