2025/05/03 23:31
こんばんは、長岡です。
今日も1日、お疲れ様です。
始まりましたね、ゴールデンウィーク。人によってはかなりの連休を生み出している人がいるかもしれませんが、この店舗で働くようになってから連休なんてものは脳みそから消し去ってしまったので、もはや想像がつかない単語になってしまった。6連休とかしたらどうなってしまうんだろ。そんなに働かなかったら社会復帰出来ない気がするんですよね。人間らしい生活に戻れなさそう。今が人間らしい生活をできているかと聞かれたら若干怪しいところではあるんですけども。憲法第9条らしい生活をしたい。基本的人権ってやつを噛み締めたいものです。そんなほんのり思想を感じる冗談はさておき、商品紹介です。ゴールデンウィーク初日から幾つか商品が旅立っておりますので、この流れで個人的に好きなスタイリングをご紹介致します。

春夏の軽やかさを意識しながらも、静かな力強さと深みを感じさせるスタイリングを探している方へ。今回は、感性と知性が交差する二つのブランドから、長岡が特に推したい珠玉のアイテムをピックアップ。それが、このProfessor.Eのシャツと、Aleksandr Manamisのワイドパンツ。一見すると静かな佇まいのこの2点ですが、細やかなこだわりが詰まった実に空気のある2型なのです。デンマーク発、幻想的な世界観を持つブランドAleksandr Manamisに、台湾から中東の風を感じるProfessor.E。とても良い化学反応です。

[ Professor.E ](プロフェッサーイー) 25SS-PE-LSH-08 Wrinkled-effect Shirt(Black)
size / 48
color / black
[fabric1] cotton 100%
着丈:76
肩幅:49
身幅:58
袖丈:63
color / black
[fabric1] cotton 100%
着丈:76
肩幅:49
身幅:58
袖丈:63
個人的にまずProfessor.Eについては、入門編のアルチザンブランド、といった印象です。アルチザンブランドの多くは、手の込んだ作りやこだわりの生地を使って作られ、それなりに高額な価格帯で提供されていることが多いと思うのですが、それを良い意味でカジュアルダウンさせ、価格帯としても生地感としても手に取りやすい仕様になっていると思います。そんな中で生まれるこのシャツはクラシックとアヴァンギャルドを軽やかに往来するProfessor.Eらしい一着。まるで時間を纏うようなシワ加工が施されたこのシャツは、ブラックという無彩色の中に豊かな質感と陰影を孕んでいます。ただの“黒シャツ”では終わらないのが、このシャツの真骨頂。ミニマルでありながら、アートピースとしての存在感を確実に放つプロダクト。襟の形や前立てのバランス、やや長めの着丈とドロップしすぎずちょうど良いショルダーの設計が、肩の力を抜いた大人の余裕を感じさせます。肌離れの良い素材感と通気性も、この時期に嬉しいポイント。夏場にはタンクトップの上から羽織るだけでサマになるし、秋口にはジャケットのインナーとしても◎。まさに“時間と共に表情を深める一着”といえる。


[Aleksandr Manamis] (アレクサンダーマナミス) 1251593 BUTTON LEG LOOSE PANT (DARK BEAR BROWN)
size / Ⅱ
color / DARK BEAR BROWN
linen 100%
[lining]
cotton 100%
ウエスト : 87(ウエストベルト付き)
総丈 : 90
股上 : 40
股下 : 64
わたり : 36.5
color / DARK BEAR BROWN
linen 100%
[lining]
cotton 100%
ウエスト : 87(ウエストベルト付き)
総丈 : 90
股上 : 40
股下 : 64
わたり : 36.5
このルーズパンツは、ダークベアブラウンという名のとおり、ただのブラウンでは語りきれない深みが特徴。木の皮や乾いた土を連想させるような、有機的な色彩。可変ボタンが裾に並び、シルエットの調整も可能という遊び心もたまりません。テーパードがやや緩やかで、程よい落ち感があるため、動いたときのドレープが美しい。素材は表地が独特な質感のリネン、裏地がコットンです。肌に優しく、それでいてしっかりと形状を保つため、シーズンを問わず活躍します。モードすぎず、カジュアルすぎない。まさに語れるパンツです。
先ほどのシャツに、深みあるブラウンのルーズを合わせることで、単なるモノトーンではなく、“影の中の色”を演出。印象に奥行きと深みを増します。足元にはレザーのレースアップブーツや、あえてスリッポンを持ってくることでリラックス感を演出しても面白い。アクセサリーは抑えめに、シルバーやオキシダイズドな質感のものを選ぶと、このスタイリングの世界観を壊さない。


それでいて現代の都市型ストリートにしっかりとフィットするバランス感覚を併せ持ちます。
両ブランドとも語る服をつくることで定評があるからこそ、この組み合わせは単なる着衣を超えた表現へと昇華します。

いかがでしたでしょうか。
今の時期にちょうど良い玄人ファッションですし、タイムレスに使い続けられるアイテム2型ですので、持っておくと便利と言いうよりは、持っておいた方が良いと思うくらいアイテムとしての質が高いので、ぜひ大人びた選択で遊んでみてください。
それでは今日はこの辺で。
最後までご覧いただきありがたいございました。
長岡
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