2026/05/08 21:11
こんばんはClique Tokyoです。
今日も一日、お疲れ様です。
ぜひごゆっくりお過ごしください。
昨今当店のブランド様の中でも、このブランドが海外に人気、とか、日本人にしか響かない、など、各ブランドごとにお客様の特色が分かれているのは面白いところ。
その中で、昨今各ファッションメディアでも取り上げられ、これから更なる注目が期待されるブランドがございます。
それがNomàtです。
2022SSから取り扱いをさせていただいている当店ではございますが、今回は改めて、このブランドの紹介をしてみようかなと思います。
当店は基本的に世の中の全員が好きなもの、勝手に売れるものというよりは、職人気質であり、ものづくりに対しての執念を感じるブランドであり、その他様々な意味合いによってお取り扱いをさせていただきておりますが、当ブランドはその気質を持ちつつ、それでいてメディアの登場回数が増えてきたので、より色んな方にこのブランドを知っていただく機会が増えてきたので、改めて、今季入荷してきたデニムシリーズの3型をきっかけにご案内させていただきやす。

まずは簡単にブランドの概要から。
2020年、東京とパリを拠点にスタートしたブランド、Nomàt。
nomad=遊牧民という言葉から着想を得たブランドネームの通り、このブランドが一貫して追い求めているのは、国や文化、ジャンル、固定概念に縛られない自由な衣服の在り方です。
ディレクターはYohji Yamamotoにてパタンナーとして経験を積み、その後は天然素材やテキスタイルを求めて世界各国を巡りながら、自身の制作活動を深めていきました。
モンゴル、ペルー、ベルギーなど、土地ごとの文化や素材に直接触れた経験がNomàtの服作りに色濃く反映されています。
単なるデザインとしてではなく、着る人の身体や生活、そして時間経過までも内包した洋服であり、その空気感こそ、このブランド最大の魅力なのかもしれません。

[Nomàt] (ノマット) N-J-02 Two-tone Denim Blouson
size / 3
color / Sax Blue
cotton 100%
着丈 : 62
肩幅 : 52.5
身幅 : 61
袖丈 : 70.5
color / Sax Blue
cotton 100%
着丈 : 62
肩幅 : 52.5
身幅 : 61
袖丈 : 70.5

どれも計算され尽くしているのですが、決して“デザインしています”という押し付けがましさがないんですね。
羽織るだけで自然に形が完成するため、シンプルなインナーの上から合わせるだけでも空気感が出てくれます。
3型ともに言えることですが、前後ろで色を変えているのは、決してそれぞれで生地を変えているわけではなく、製品加工で色の入れ方を変えているのです。
それ故に、そのシーム部分のムラ感が雰囲気を醸し出しております。
オーバーサイズとも違う。
ルーズとも違う。
身体と服の間に、自然な空気の層が生まれるような感覚があります。
それによって、着る人の動きや立ち姿までも綺麗に見せてくれるんですよね。

ブランドの特色としても、クラシック、トラッド、ミリタリー、ワークをベースにしております。
故に、かつてのシーズンでもそうですが、今回のようにトラックジャケットをベースにしたパターンは毎シーズンリリースされている印象で、今回のデニムはここ最近のクリエイションの中でも最も印象的と言えます。
カジュアルでありながら、脂っこくないアルチザンと言いますか、これまでのカジュアルウェアに無かった概念を生み出したかのような存在感です。

ヴィンテージのようでいてヴィンテージではなく、モードの要素もありながら、過度に尖りすぎない。
どこか余白があり、けれど確かな迫力を持っている。
このバランス感覚です。
服が主張するというより、着る人の空気を引き立てることを大切にしているからだと思います。

[Nomàt] (ノマット) N-P-02 Two-tone Denim Back Adjust PT
size / 1
color / Sax Blue
cotton 100%
ウエスト : 74
総丈 : 97.5
股上 : 36
股下 : 71
わたり : 39
color / Sax Blue
cotton 100%
ウエスト : 74
総丈 : 97.5
股上 : 36
股下 : 71
わたり : 39

まず印象的なのは、生地の表情。
新品の状態でも十分に雰囲気がありますが、この服の本当の魅力は、着込んでからさらに加速していくものだと思っております。
デニムという極めて普遍的な素材を使いながらも、いわゆるアメカジ的な方向には振り切らない。
むしろNomàtらしい、いわばどこの国籍にも属さないデニムとして成立しているように感じます。

こちらはクラシックなトラウザーズの空気感を持ちながら、バックアジャスター仕様によって、どこかミリタリーやワークのニュアンスも感じさせる一本です。
腰回りにはゆとりを持たせつつ、裾に向かって綺麗に流れていくシルエットが非常に美しいです。

デニムパンツというより、“デニム素材のスラックス”に近い感覚だと思います。
だからこそ、ジャケットとのセットアップスタイルでも土臭くなりすぎず、むしろモードな雰囲気すら感じられるんですね。
レザーシューズで締めても良いですし、ボリュームのあるスニーカーで少し崩しても成立しますね。

[Nomàt] (ノマット) N-P-03 Two-tone Denim Curved PT
size / 2
color / Sax Blue
cotton 100%
ウエスト : 74
総丈 : 102
股上 : 38
股下 : 72
わたり : 41
color / Sax Blue
cotton 100%
ウエスト : 74
総丈 : 102
股上 : 38
股下 : 72
わたり : 41

このブランドを語る上で、カーブパンツという存在は欠かせないですね。
人間の身体は直線ではなく、必ず曲線を持っています。
その身体の丸みや立体感に沿うように作られたNomàtのパンツは、平面的ではなく、穿いた瞬間に立体として完成するようになっております。

実際、ハンガーに掛かっている状態と、穿いた状態ではまるで別物ですね。
膝の取り方、外側へのボリューム、裾への流れ。
独特なカーブシルエットでありながら、不思議とやりすぎた印象にならないのは、パターン技術の高さがあるからこそです。
当店のようなジャンルの服でいうところのカーブパンツというのは、ぐしゃぐしゃにシワが溜まって雄々しいところがポイントな場合が多いですが、Nomàtが打ち出すのは世界観というよりも着用時の絶妙な違和感による空気感なので、静かな主張として帰着しています。

近年、ファッションはよりスピード化し、視覚的な強さや瞬間的なインパクトが求められる時代になってい流と思われる中で、Nomàtの服は、真逆を行くように存在しています。
派手なロゴや分かりやすい装飾ではなく、着れば着るほど自分の身体に馴染み生活に溶け込んでいく服作り。
この感覚に共感していただける方が増えてきているからこそ、お客様も増え続け、ブランドも進化し続けているのだと思います。

どこへ行っても着られて、誰が着てもその人らしく馴染むというところ。
流行ではなく、その人自身の空気になっていくの個人的に一番好きなところです。
今回のデニムシリーズは、そんなNomàtらしさがここ最近で一番色濃く表れたコレクションだと思います。


こちらが今回ご紹介したアイテムたちです。
[Nomàt] (ノマット) N-J-02 Two-tone Denim Blouson
[Nomàt] (ノマット) N-P-02 Two-tone Denim Back Adjust PT
[Nomàt] (ノマット) N-P-03 Two-tone Denim Curved PT
今回の記事をきっかけに、このブランドに触れてこなかった方々にも興味を持つきっかけになってくれれば幸いです。
そして店頭でも、もっとこのブランドの魅力についてたくさんお話しさせていただければと思います。
それでは今日はこの辺で。
最後までご覧いただきありがとうございました。
長岡
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