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2026/05/14 16:28

こんばんはClique Tokyoです。
今日も一日、お疲れ様です。
ぜひごゆっくりお過ごしください。












お久しぶりです。
今回はもはやいつぶりになるかわからない”寄り道編”

何なら今年に入って初めてなのではないかなと思う。
よくぞ毎日頑張って商品を紹介し続けたものだ。
えらいぞわたし。

まあそんな当たり前のことはさておき、毎度改めて説明しているのですが今回も念のため。
この寄り道編というのは、毎日店頭の商品のことに関しての情報を発信している当店のブログですが、たまに今回のように、商品の魅力ピックアップというよりも、少し変わった内容で発信させていただく回となっております。

店頭でも、ご来店いただければ必ず服の話だけしかしないというわけではない当店ならではの空気感を、少しでも感じていただこうというものなんですね。

元々はマジで何書いていいかわかんなかった時に無理やりぶち込まれた企画だったのですが、新入荷パーティも収まり、そろそろ皆様何を買おうか、はたまたもう買い終わったような方もいらっしゃるようなタイミングだと思いますので、少しはご覧になられるお客様の気持ち的にもちょいと違う角度のお話をしようかなと。

で、何にしようか考えたんですが、急に頭に降ってきた内容が、”レザー”だったんですね。
いや、ちょ、まあ、落ち着きましょうよ。
ちいとは気持ちもわかりますよ。

本日の日中の気温は26℃。
並の人間であればレザーを着るような気温ではないのではないか
はたまた、何ならカットソーを探そうとしていたところなのに、レザーかよ、とかとか。
そうおっしゃりたい気持ちを、グッと堪えていただいて、読んでいただきたい。

ちなみにここで個人的にあまりしない過激な発言を1発しておくことにしましょう。

”レザー好きでないもの服好きにあらず”

どうですか、ギリギリ燃えそうなラインのこの発言。


まあまず少し聞いてみましょうか。
画面の向こう側でみなさま胸に手を当てて、考えてみてください。
服は、お好きですよね。

そもそも当店のブログに辿り着いている時点で大衆側の感覚ではなく玄人側の感覚の持ち主であるという自覚はおありだろうか。

その中に、まさか私物の中に1着も本革を含まない製品を持っているという方はいらっしゃるまい。
最近はスニーカーとかでさえ本革が使用されておりますからね。

故に、結局皆様レザーが好きなんでしょうから、そんな皆様に、レザーの話でよく聞く

”経年変化”ってなんやねん

みたいな話を軽くしてみようかなと思います。





そもそもレザーって、服の中でもかなり特殊な素材だと思います。
普通、服って新品が一番綺麗じゃないですか。
シワも無いし、傷も無いし、色も均一。
こういうのを、おそらく世間では良い服と言ったりするのかななんて思ったり。

しかし、この段階でおそらくこのブログを読んでくださっている皆様は「???」ってなっているはず。
なぜなら、シワもなく傷も無くて色も均一であることを目指して作られてものよりも、偶発的な色ムラだったりシワだったり汚れだったりを喜び、流行的な感覚のみに基づいたものをあまり好まれない方が多いからです。

もちろんその好みにも個人差はあるでしょうが、ちょっとペンキがついた程度の感じが好きな方もいらっしゃれば、ボロ雑巾十二単みたいなものが好きな方もいらっしゃるでしょう。

ただレザーに関しては、使い込んでヤレてきた具合が一番好きな方が多いのではないでしょうか。
ここからは、レザーは新品の状態が一番好き!という方が読者様の中にいないことを前提としておきます。

あとお気づきでしょうが、一応何かしらの写真がないとこのブログを更新出来ないので、現在店頭の商品の中で数少ないレザープロダクトの中から、The Viridi-anneのレザージャケットを繰り返し貼り付けておくことにして、レザーの紹介をしているぞという雰囲気作りをしていくことにします。


皆様レザーを使ったアイテムカテゴリーの中で何が一番好きですか。
わてくしは一番好きなのはブーツなんですよね。
でもカバンも好きですし財布も好きです。
次にジャケットとか服のカテゴリーがやってきますかね。

ブーツの履きジワとか、黒が少し褪色したジャケットとか、角だけ妙に艶が出たバッグとか大好きですね。
新品の完璧な状態より、ちょっと使い込まれたくらいの方が、いわゆる”空気”が出ると思っております。
たぶんレザー好きな人って、完成されたモノというより、“変化していく途中”が好きなんですよね。


そしてこのレザーが経年変化する理由はかなりシンプルです。

天然素材だからです。


もっと言えば、

元々生き物だったものだからです。



まあまあ。
画面の向こう側で眉間に皺が寄っていらっしゃる方が何となく想像つきますが、ちょいと落ち着いてくださいな。

そもそも経年変化、通称エイジングと呼ばれるこの現象のからくりをご説明致します。
革の中にはコラーゲン繊維があって、そこに油分や染料が入っております。
その状態で毎日使われることで、手の油が付いたり、擦れたり、日光を浴びたり、湿気を吸ったり乾燥したりしますよね。

その積み重ねで、少しずつ色や質感が変わっていくわけです。
だから同じ財布でも、使う人によって全然違う顔になるんですね。

当店のお客様が特に選ぶカラーは、おそらく黒だと思いますが、新品の時って、結構真っ黒じゃないですか。
でも着込んでいくと、少しグレーっぽく褪色したり、部分的に艶が出たりします。
ここに、ただ古くなっただけではなく、個人差も生まれる変化が新品には無い情報量というか、空気感みたいなものに繋がるのです。


何と無くここまではイメージがつく方が多いですよね。
次にレザーを語る時に避けて通れないのが、“鞣し”の違いです。

よく聞く、
ベジタブルタンニン鞣しとクロム鞣しってやつですね。

まず、鞣しっていうのは、動物の皮を腐らないように加工して、革として使える状態にする工程のことを言います。
ここで、レザーの性格、これからの経年変化の仕方がかなり決まります。

ベジタブルタンニン鞣しは、その名の通り植物由来のタンニンを使って鞣す方法で、かなり昔ながらの製法で時間も手間もかかります。

大まかな特徴としては、
・最初は少し硬い
・使うほど柔らかくなる
・色がかなり変わる
・艶が育つ
・シワや傷が出やすい
みたいな感じですね。

いわゆる、革を育てる楽しさが強いのはこっちです。


ヌメ革とかがかなり分かりやすいですね。
最初は明るいベージュなのに、何年か使うと飴色みたいな深い色になる。
この変化が好きでヌメ革を選ぶ方がほとんどじゃないでしょうか。

あれは、紫外線とか酸化、手の油なんかが積み重なって変化しているんですね。

逆にクロム鞣しは、化学薬品を使って鞣す方法です。
今のレザー製品だと、むしろこっちの方が主流じゃないかなと思います。

特徴は、
・柔らかい
・しなやか
・発色が綺麗
・水に比較的強い
・変化がしづらい

って感じですね。
最初から完成度が高いというか、
ファッションとしてすぐ成立するレザーが多い印象。


レザージャケットでも、着始めから身体に馴染むような柔らかいものは、クロム鞣しが多いです。

もちろん、
どっちが良い悪いではなくて、
完全に好みの問題です。

ガッツリ経年変化を楽しみたい、そして早めの変化が欲しい人はベジタンを選んだ方が良いですし、
最初から完成された雰囲気を求めるならクロムの方が合うこともありますね。
個人的には5年でエイジング結果がサクッと出るのはベジタン、俗にいう”一生物”みたいな響きにより近いのはクロムの方なのかなとも思っております。

故に、長岡的選び方としては、財布やバッグなど、直接身につけるというわけではないが手で直接触れる機会が多いカテゴリーはベジタンの方が好きで、レザージャケットやレザーパンツなどの、”漢”として持っておきたいものに関してはクロムの方が好きです。


が、たまに、かなりボロボロなのに妙に格好良いレザーを見ることがあります。
傷もあるし、色も褪せてる。

でも、まっさらの新品には絶対出せない空気がある。

例えばチラッと商品の話になってしまいますが、今回写真で使っているThe Viridi-anneのレザージャケットや、先シーズン当店に入荷したForgotten Materialsのレザージャケットは、最初からエイジングされたようなアタリやスレを加工で表現しております。
クロム鞣しでも、最初からダーティな雰囲気が好きな方は、そういうものをお選びになられるといいかもしれません。


レザーは基本的に着用者の時間が乗ることで、初めて完成していく素材です。
だからこそ、何年も同じレザーを着ている人を見ると、少し羨ましく見えます。
例えば同世代で、めちゃくちゃ良い感じに育ったレザージャケットを見て、それどこの?って聞いた時に、2時流通で買ったわけではなく、20歳になった時に出会った30万のジャケットなんて言われたら、私の中の楽天カードマンがくぅぅぅぅぅぅぅーーー!!!!!って唸ります。
めちゃくちゃ素敵なことだと思います。

20歳の時にそれだけのお金を使う覚悟の見出し方というのも素敵ですし、それを手放さずに大事に着てるところを見ると、本当に心から服が好きなんだろうなとも思いますし、人としてカッコ良いなと思いますね。
そんな大人になりたいもんです。
着用者の時間が乗ることで完成するということは、レザーがよく育ったという結果は、その道中の時間を大切にしてきたという証。
その人の性格柄も素敵に映りますね。


いかがでしたでしょうか。
一応この写真で触発された方がいらっしゃれば、こちらが商品ページになりますのでご覧になってみてください。

[The Viridi-anne] (ザヴィリディアン) VI-3944-06 LEATHER JACKET


久しぶりの寄り道編も楽しいものですね。
書いているこちらは楽しかったですが、少しは皆様のリフレッシュになれたでしょうか。
明日からはまた通常通りの内容でいかせていただきやすので、お楽しみに。


みんな!!レザー着ような!!!


それでは今日はこの辺で。
最後までご覧いただきありがとうございました。


長岡


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