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2023/06/13 15:11


こんにちは、香水担当です。

今年も梅雨の季節がきましたね。

今回は、ELLA K(エラ ケイ)のの美しさを感じる素敵な景色をご紹介したいと思います。

しっとりと空気に水分を感じる日々。

纏いたい香りに、変化が訪れた方もいらっしゃるかもしれません。

梅雨も、素敵な香りで楽しんでまいりましょう。


ちなみに前回は、日本をテーマにした作品につきましてご紹介しました。

まだご覧になられていない方は、ぜひに。

日本ならではの、美しい情景をお楽しみいただける香りです。

「フレグランスブランド ELLA K(エラ ケイ) ブログ第三弾 - 日本というテーマの香り -」


では、さっそく本題へ。




[ELLA K] (エラケイ) ハロン湾の雨 (PLUIE SUR HA LONG) <ベトナム>

風に吹かれ、岸壁の緑の間で、帆のついた小舟にゆられる。

ハロン湾のエメラルドの鏡のような海に、雨がぱらぱらと降る。

そして夜、空に広がるキャンバスの裏で、

伝説のドラゴンが星を照らす。


<香り>

熱帯の雨。

ハロン湾の湿った空気・・・睡蓮(ウォーターリリー)、シクラメン

赤いアクセント・・・レッドベリー、ルバーブ(※1

遠く岸辺にはモンスーン・・・ネロリ

暖かい地面から立ち上る・・・マグノリア

地平線のかなたに・・・ムスク、ホワイトムスク


※1)ルバーブ・・・シベリア原産のタデ科の多年草の植物であり、別名は「食用大黄(ショクヨウダイオウ)」。そのままだと、みずみずしくジューシーで茎を噛んだときのような、、茎を切った瞬間のような香り。また、ジャムにも使われるそうで、その香りはトロピカルフルーツのような香りが見られる。


作品についてご紹介させていただいたところで、実際の「ハロン湾」についてのお話を。

足を運んだことのある方は、そのときの思い出とともにご覧くださいな。

ちなみに、私は行ったことがありません、、、

ですが、調べてみたときに、とても香りの情景が見えやすくなったので、共有したくこの流れとなりました。

香りのイメージが少しでも見えやすくなれればと思います。


ベトナムの北部のハノイから車で4時間ほど、、、そこに広がるのは世界遺産としてベトナムが誇るハロン湾が姿を表します。

その息を呑むほど美しく、人々魅了するというその景色は、私からは想像の世界でしかお話はできないのですが、写真で拝見するだけでもその美しさが溢れてきます。


ストーリの中にもある、伝説のドラゴンというキーワード。

「ハロン湾」という名前の意味は、「龍が降り立つ場所」なのです。

かつてこの地に、龍の親子が舞い降りてきて、口から宝玉を吹いて外敵を倒した。という伝説に由来して名付けられたと調べていて知りました。

そんな、ベトナムの人々からも心の拠り所として愛される場所。

なんとも神秘的ですよね。


そんなハロン湾でのおすすめスポットとして、ティエンクン洞窟という鍾乳洞が上がってきました。

そこの鍾乳洞の中では、各岩に名前がついているそうです。

星座のように大切に名付けられた自然の神秘の世界も気になりますよね。

写真も、鮮やかに照らされた洞窟が幻想的でした。


ハロン湾について調べれば調べるほど、調香師ソニア・コンスタン(Sonia Constant)の奏でた音色は、まるでその場で呼吸しているかのように、美しく鮮明に脳裏を駆け巡ります。


行ったことがある方、、ぜひその感動を店頭でお聞かせください。

私もいつか、この香りを纏って訪れてみたい。



最後に、「ハロン湾の雨 (PLUIE SUR HA LONG)」の香水を纏ってみた印象について、、、


肌が水を飲み込むように溶け込む。

シクラメンの香りについて、氷のようだ。という話を聞いたことがあって、その印象からなのか、、どこかヒヤリとした冷たさを感じる。

身体で感じるのではなく、嗅覚から感じるその温度は、とても心地が良くて本当にハロン湾にきて、小舟で揺られながらその時間を楽しんでいるかのようです。

ほんのり色づくように、香りが変化していく。波紋のように優しくゆらいでいく。

最後まで艶やかに香りが続いていくので、この湿度の高いムワッとした空気をどこか柔らかく涼しげな印象にしてくれるような気がするんです。

香水をつけているというよりも、自分の空間が香り付いているような感じ。


これからの季節の、お供にいかがでしょうか。






背景の写真を見ながら想像したり、調べてその地について理解を深めたり、、もちろんその場に行ったことがあれば、更に素敵ですね。作品に込められた香りの奥行きや、美しさを楽しめたりと、作品の背景を知った上での体験は、かけがえのない瞬間だなと思います。



ぜひ、皆さまも店頭でくつろぎながら香りの奏でるメロディーを堪能しにいらしてください。

お待ちしております。



長くなりましたが、今回も最後までお付き合いくださりありがとうございました。

また、次回の香水ブログでお会いしましょう。




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