2023/09/05 20:45
みなさま、お久しぶりです。
香水担当です。
あっという間に、夏休みシーズンも終わりですね。
夏の暑さを感じつつ、数年ぶりの弾けるような思い出ができたのではないでしょうか。
みなさまの肌に、その楽しかった思い出が刻まれている方も少なくはないかと、、、
私もグランピングへ行き、夏の暑さを森の大自然の中で満喫しました。
やはり自然に触れるのは気持ちいいですね。
ではでは、思い出話はこの辺にして、、、
今回も引き続き「ELLA K(エラ ケイ)」の心踊る香りの旅をお届けいたします。
ちなみに、前回は「ELLA K(エラ ケイ)」の「ハロン湾の雨」という香りについてのお話でした。
まだご覧になっていない方は、ぜひご覧くださいな。
ベトナムを舞台にした、瑞々しく神秘的な香りの物語です。
[フレグランスブランド ELLA K(エラ ケイ) ブログ第四弾「ハロン湾の雨について」]
それでは始めていきましょう。
<アルタイ共和国>と<インド>をテーマにした2つの作品をご紹介いたします。
[ELLA K] (エラケイ) アルタイのメロディー (MÉLODIE DE L'ALTAI)<アルタイ共和国>
風が私を運んでいく。”ゲル”の木陰でしばし鞄を置いて、
まるで夢を見ているような、アルタイの巨大な景色に見取れる。
馬に乗ったカザックの遊牧民が黄昏の草原を全速力で駆け抜けていく。
炉辺のバチバチと燃える火の音が、
あなたのぬくもりと匂いを思い出させる。
<香り>
動物的本能の目覚め・・・スチラックス、サフラン、レザー
自然に戻る・・・パチュリ、ベチバー
香りを纏って瞬きをゆっくりとする。
すると、引き込まれるように夕焼けの美しい時が訪れる。
野性味と力強さ。深く呼吸をすると、鮮やかな色彩を感じる。
駆け抜ける足音が聞こえるように、豊かな香りの物語が紡がれていきます。
香木が空間を染め上げるように広がる感じ。
煙で編まれたセーターを羽織るような軽やかな肌触りは、贅沢で柔らかくて温かい、、、
どこかで感じたことのある優しさに、包み込まれていくような香り。
どんな時に纏いたいか、、
今の時期なら、お家でゆっくりとくつろぎたい時に纏いたくなる感じ。
休日に音楽をかけながら、コーヒーを淹れてソファーで一休みする夕方。
想像するだけで、身体がほぐれるような感じがします。
[ELLA K] (エラケイ) プシカの手紙 (LETTRE DE PUSHKAR)<インド>
敷き詰めたカーペットのようなバラの庭園と、
輝く太陽、静かな湖が私をあなたのところに連れて行ってくれる。
私の手は、虹色のサリーの裾を撫でている。
微笑むたびに、あなたがそこに居るのを感じる。
<香り>
夢のような力を放つ。
インドの酔わせるような香り。
スパイシー・・・サフラン、ナツメグ、シナモン
木の香り・・・ベチバー、パチュリ、ウード
華やかさ・・・ローズ、アンバー、バニラ
放たれた瞬間に色づくように、香りに誘われる。
スパイスの”鮮やか”という言葉では足りないくらい、華やかな輝きは一瞬で魅了されます。
どんな時でも見失わないように寄り添っていてくれる、柔らかいスパイシー感は安心できる。
ちょっぴり情熱的で程よい熱感。
現実とはまた別の世界に足を踏み入れるかのように、優雅でワクワクする香り。
芳醇でまろやかな肌触りは、はちみつが肌を伝うように溶け込んでいく。
温かなスパイシー感、奥行きを感じさせる深み。
ゆっくりと弦を弾いて奏でられる、低い音のヴァイオリン演奏を聴くような美しい音色。
大切な人から送られてきた手紙を読んだ時のような、優しい気持ちを思い起こさせます。
どんな時に纏いたいか、、
ドレープの美しい服、少しゆったりしたシャツでもいいかもしれない。
踊るように華やかな香りなので、アクセサリーは最小限にして
見えないアクセサリーとして身につける。
素敵な1日の始まりを、「プシカの手紙」の香りで初めてみるのはいかがでしょうか。
それぞれの世界観が色濃く描かれた2つの香水をご紹介してまいりました。
次回は、「ELLA K(エラ ケイ)」<アフリカ>をテーマにした作品をご案内いたします。
お楽しみに。
太陽が強く照りつける暑い日々が続いております。
水分補給を忘れずに、皆様ご体調にはお気をつけくださいませ。
最後までお付き合いくださいましてありがとうございました。
また次回の香水ブログでお会いしましょう。
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