2024/12/02 21:17
とうとう今週末ですね。
残りの期間でガシガシご紹介してまいります。
とその前に、今回も開催日時を貼っておきます。
『eau de porter(オーデ ポルテ)2024Winter 』
日程:2024年12月6日(金)~2024年12月9日(月)
時間:12時~21時
場所:Clique Tokyo (東京都渋谷区神南1-15-12 秀島ビル2階)
参加ブランド一覧
・CARON (キャロン)
・The Different Company (ザ ディファレント カンパニー)
・ELLA K (エラケイ)
・RANCÉ1795 (ランセ1795)
・NOBILE 1942 (ノービレ1942)
・OLFACTIVE STUDIO (オルファクティヴ・ストゥディオ)
・LES PARFUMS DE ROSINE PARIS (パルファン・ロジーヌ パリ)
・ATELIER MATERI (アトリエマテリ)
・LIQUIDES IMAGINAIRES (リキッドイマジネール)
・OBVIOUS (オブヴィアス)
・FRAPIN (メゾンフラパン)
・La Nuit (ラニュイ)
・LUMIRA (ルミラ)
沢山の方にご協力いただき、豪華なラインナップとなりました。
本当に楽しみ。
ちなみに前回のブログは、ご覧いただきましたでしょうか?
まだの方は、ぜひこちらからご覧ください。
↓↓↓
【香水イベント『オーデ ポルテ(eau de porter)』紹介ブログ一覧 】
では引き続き、参加ブランドのご紹介をさせていただきます。
今回は、こちらのランナップ
・ATELIER MATERI (アトリエマテリ)
・LIQUIDES IMAGINAIRES (リキッドイマジネール)
・OBVIOUS (オブヴィアス)
・FRAPIN (メゾンフラパン)
ATELIER MATERI (アトリエマテリ)
香水、建築とデザインに精通したディレクターヴェロニク・ル・ビアン(Véronique LE BIHAN)が2019年に創設した。素材からはじまり、それを変容させることに重きを置いているという点で共通するということ。そこをインスピレーションの源として創り上げられる作品は、コンテンポラリーなヴィジョンと職人技を兼ね備えたハイラグジュアリーパルファンのメゾンとして美しく、知的な存在感を放ちます。 素材の特性を熟知し、形作り、磨き上げることで、その本質が表れるようにする。それは、人の手こそがクリエーションに魂を吹き込むのだという信念に基づいて行われる。香水だけでなく、建築やデザインと知識を豊かにそして柔軟に取り入れるからこそのクリエーションである。選び抜かれた素材を、それぞれが必要とする時間を尊重して作り上げられた香水は、洗練され、現代的であり、クリエイティブな要素に満ちています。
ボトルを手に取った瞬間に、“美しさへのこだわり”ということが細部から伝わってくる。丁寧に編み込まれた生地のように繊細な香りと、こっくりと美しくボトルに浮かび上がる液体の動きさえも優雅でインテリアとして迎え入れたいと思うほど。一つ一つが丁寧に扱われ、香水という感覚を超えてくる。素材はもちろん、携わる職人への敬意をも香りに宿る芸術的な香水。そして、新たに加わったEXTRAITS DE PARFUMは、素材が持つ躍動感や生命力の輪郭に触れることができると思うほどに、香りにインパクトがある。持続力はもちろん、その繊細に移り変わる香りの上質な構造は唯一無二。実際に手に取り、肌の上で体感してほしい。そこに存在する洗練された世界観を、ぜひ体感していただきたいのです。
少し話が逸れますが、先日ディレクターのヴェロニク・ル・ビアン(Véronique LE BIHAN)が来日した際に、Clique Tokyoにも足を運んでくださいました。とても気さくで欲にまっすぐでありながら、とても優しい方でした。お取り扱いさせていただく者として、とても光栄な機会でした。
LIQUIDES IMAGINAIRES (リキッドイマジネール)
液体から想起する物語。 香水業界で実績のある二人のエキスパート、レアな香りを求めるハンターであるダヴィッド・フロサール(David Frossard)とデザイナーのフィリップ・ディメオ(Philippe Di Meo)のコラボレーションによって、誕生しました。「パフュームの持つパワー」への飽くなき興味と探求心。そんな彼らの情熱により、他に見る事のできない、神話を聴くような唯一無二の世界が構築されているのです。 香りのテーマ毎にコンセプトがあり、熟練した職人により手がけられたボトルに収められています。その視覚的美しさは、美術館でガラスの向こうに飾られた宝石のように神聖的で美しい。 まさに、”五感にストレートに訴えかける媚薬のトリロジー”という言葉の相応しさを感じます。 人の心を魅了し、自己の内面に向き合う旅へと誘いだす。胸の奥深くにしまい込んだ人生、記憶、欲望と対峙し、新たな自分に出逢うことができるでしょう。
それぞれに添えられたストーリーを物語るタロットカード。個人的にその視覚的印象の強さは素晴らしく、嗅覚と脳裏に同時に焼きつく。そして目の前に存在するボトルの美しい装いこそが、その世界へと引き込む鍵として君臨する。彼らならではのカルチャーを想わせるのです。香りを肌にのせた瞬間に、皮膚を通過して血液が流れるように魅了し、自身が飲み込まれていくような。個人的に想像したのは、マトリックスの映画の中でネオが鏡に触れた瞬間に体が飲み込まれるあの演出。その映像が甦るぐらい、滑らかに包み込まれるのです。気がついた時にはLIQUIDES IMAGINAIRES (リキッドイマジネール) の虜になっていました。そしてそのマジカルな世界に、新たに加わった新作も今回ご案内予定です。その名は、「LUNATIQUE(ルナティーク)」。美しいシルバーのボトルに添えられた、毎日異なる表情を映し出す“月”そのものかのように、香りの移り変わりも神秘的。“月の香水”と称される新たな物語をお楽しみに。
OBVIOUS (オブヴィアス)
2020年秋にDavid Frossard(ダヴィッド・フロサール)がクリエイターとして、満を持して自身の理念と信念を象徴するブランド「OBVIOUS」を立ち上げました。 ソルボンヌ大学で哲学の研究を終えた後、理論より実践的な方が向いていると感じ、アフリカで香水や化粧品の販売を始める。そこから、香りの製法や歴史に興味を持ち独学で進めることに熱心な彼は、様々なブランドで経歴を積み上げてきました。 2005年には、「インディー」香水ブランドのサポートに特化した会社を設立し、私もClique Tokyoでご案内させていただいている「ELLA K(エラケイ)」、前回に引き続きご参加いただく「Liquides Imaginaires(リキッド イマジネール)や、「Frapin(メゾン フラパン)」などの立ち上げを支え、成功させています。 素晴らしい経歴を経て、創られたブランドなのです。
「白いTシャツのような香水」。シンプルでありつつも、上質であること。クラシックでありながら仕上げに妥協をしないこと。纏う人の日常に溶け込み、その一部となるような。そして心地良い時間を共に過ごせるフレグランスを提案しているのです。
さらに「OBVIOUS (オブヴィアス) 」は、"自分にとって気持ち良いものなら、環境にとても優しいものであるべき”という考えから、環境に優しい、サスティナブルにこだわった素材が採用されています。 ボトルは、角のないまろやかな持ち心地。カジュアルでありながら、洗練された作品だと感じてもらえると思います。 心地よく使いやすいものからインパクトのある攻めた印象の香りなど、振り幅を持ちながらも窮屈な香りとは無縁で本当に纏いやすい香りが揃っている。 いろんな事で頭がいっぱいになった時、日常にあるべき“心地よさ”を取り戻してくれるような香りは、「OBVIOUS (オブヴィアス) 」ならではだと思います。
そして新たに加わった「HIGH STANDARDS」コレクションもご案内予定です。私たちが自分自身に出会える場として選ばれた3作品。複雑でありながら、私たちを導き、照らしてくれる光のような存在。そんな新たな姿が印象的な「HIGH STANDARDS」コレクションとともに、「OBVIOUS (オブヴィアス) 」の世界観をご堪能いただければと思います。
FRAPIN (メゾンフラパン)
家族経営から始まった歴史あるブランデーメーカーから生まれた香水メゾン。 ブランデーの中でも「FRAPIN (フラパン)」は、世界三大ブランデーの一つとも知られている“コニャック”を造り続けている老舗メーカー。コニャックとは、フランスにある同じ名前コニャック地方でのみ生産が許されたものになります。 「FRAPIN (フラパン)」のコニャックは、愛好家からとても高い評価を受けているフランスの有名処であり、 フランスならではの生活の美学「アール・ド・ヴィーヴル」(※1)を体現する家族経営のメゾン。 その歴史はとても長く、香水の名前にも使われている「1270」=1270年から始まります。 フラパン家は、1270年にフランスのコニャック地方に住み始めました。それ以来コニャックで最高の土壌を誇るグランドシャンパーニュ地区の中心にあるフォンピノ城で300ヘクタールという最大規模の畑を所有しながら、ぶどうの栽培とコニャックづくりを行ってきた名門一家なのです。
「FRAPIN (フラパン)」のコニャックは、100%グランドシャンパーニュの自社畑産のぶどうしか使っていないそう。それに加えて、全て手摘みによって房を選別しているという。そんなコニャックの老舗メゾンが造る香水。 香らずとも伝わってくる美しさと華やかさ。ボトルが魅せる、コックリと重厚感があるエレガントな印象。 それぞれの作品に託された背景は、紳士的な印象のものや歴史的なものなど、そこに込められた物語は心揺さぶられるロマンがあり、香りを通して深く心に染まっていく。 その研ぎ澄まされた世界観を香水として作品に落とし込んだのは、先ほど「OBVIOUS (オブヴィアス) 」でご紹介したディレクターDavid Frossard(ダヴィッド・フロサール)。 彼が持つクリエイティブな世界と調香における専門知識が「FRAPIN (フラパン)」の時代を超えて受け継がれる素材や、数世紀にわたるノウハウと洗練された精神に交わることで、フレグランスメゾン「FRAPIN (メゾンフラパン)」になるのです。 香りという表現に凝縮された伝統と技術は、自らのスタイルとその個性を自由に表現することができる作品として確立されています。
この機会にぜひ「FRAPIN (メゾンフラパン)」の心に触れていただけたらと思っています。
(※1)「アール・ド・ヴィーヴル」・・・" l'art de vivre "=暮らしの芸術。日常風景の中に美を見出したり、感性豊かな生活を大切にしているフランス人の生活美学のこと
いかがでしたでしょうか。
それぞれのブランドの持つ個性と信念をぜひ店頭で体感していただけたら嬉しいです。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
それではまた次回の香水ブログでお会いしましょう。
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