2025/04/23 19:00
こんばんは、長岡です。
今日も1日、お疲れ様です。
4月ってまだあと1週間くらいあるんですね。例年kujakuの受注会は月の最終週にあるイメージだったので、この受注会を終わったら次の月になる、みたいな感覚だったのですが今年はわりかし中旬気味に行われたので、まだあと1週間あるというのが違和感。しかもその最終土日にはもう一つイベントが組まれておりますので、それも楽しみにしていただきただい。
そして気温が安定してきましたね。今日はあいにくの雨でしたが、そこまで風の冷たさを感じなかったので、雨が降ってこれならもう安心だべって感じ。本日はそんな安定してきた気温だからこそ、最近店として押し出しているショーツスタイルのご提案です。kujakuとA.F ARTEFACTでつくる、余白のある春夏スタイル。服って、ただ季節に合わせて変えるだけじゃなくて、「今の気分」とか「どんなふうに過ごしたいか」って気持ちに寄り添ってくれるものだと思うんですが、ワードローブはその気持ちに寄り添ってくれる、いやらしくない世界線の「どしたん話聞こか」系の優しさだけを掬い取ったようなものばかりで埋めていきたいもの。当店的なあくまでも品格を大事にするやり方でいけば、派手じゃないけど、ちゃんと雰囲気がある服を選びたいものです。今回ご紹介する2型も、なんでもない日常が、ちょっとだけいい空気に変わる、そんな感じの2着です。



[kujaku] (クジャク) limited edition S-395-2 / kujaku shirt
size / 2
color / black
rayon 63% linen 32% ramie 5%
着丈 : 76
肩幅 : 49
身幅 : 56
袖丈 : 67
color / black
rayon 63% linen 32% ramie 5%
着丈 : 76
肩幅 : 49
身幅 : 56
袖丈 : 67
もうこのシャツ何枚売れたことか。kujakuの中でもトップランクに人気のアイテムで、現在はロングコートよりも反響が高いのでは無いかと感じております。この主張しないのについ目がいくところが、毎日でも着ていたくなると思うんですよね。一応あまりご存知ない方に向けてご案内すると、「神は細部に宿る」を体現したようね服です。裏返しにされた黒蝶貝のボタンが全体の空気感をグッと引き締め、肌からほんの少し浮くように作られることで、身体の線に沿いながら、それでいて着用ストレスが無いようになっております。ミニマルな服というのはシームやダーツなどの縫い目も、より印象的なデザインに一部になりがちですが、肩周りの仕様も、着丈や袖丈のサイズ感のバランスも、どれをとっても秀逸。見た目はシンプルなんですが、シルエットがめちゃくちゃいいんです。着たときの「体の余白」がすごくきれいに出る。
素材は毎シーズン変わっていて、基本的に春夏で出た生地がそのままAWでも出るということはありません。それでいて生地が違うだけで見え方もだいぶ変わってくるので、ミニマルながら毎シーズン飽きないんですよね。軽くて風が通る。暑い日でもベタつかなくて、肌にふわっとのってくれるというのは、もはやこのシャツにおいては当たり前のことなんですね。着ていくうちにクタッと馴染んでくるので、まさに「育てる服」なわけです。


[A.F ARTEFACT] (エーエフアーティファクト) ag-11020-1 Herring Bone Linen Tuck Shorts
size / 3
color / BLACK
linen 100%
ウエスト : 78~96(ドローコードあり)
総丈 : 71
股上 : 50
股下 : 24
わたり : 41
color / BLACK
linen 100%
ウエスト : 78~96(ドローコードあり)
総丈 : 71
股上 : 50
股下 : 24
わたり : 41
「楽なのに手抜き感ゼロ」パンツです。ショーツってラクなぶん、ちょっと子供っぽく見えたり、ラフすぎたりしがちだけど、これは違う。
しっかりタックが入ってて立体感があり、生地もざっくりしたリネンのヘリンボーンで、素材だけで雰囲気が出るタイプなのです。パリッとしすぎず、でも崩しすぎない。ちょうどいい“抜け感”があって、大人っぽいバランスです。あと何気にポケットの作りとか、後ろ姿のシルエットもかなり計算されてるから、Tシャツ合わせただけでもちゃんとキマる。なんといってもこのガッツリと深い股上が、強く印象を残してくれる。そして裾丈が長めなので、ショーツというよりはもはやハーフパンツとして履けるような丈感であり、ショーツの挑戦したことない方でも初めてのピースに選んでいただけるようなアイテムだと思います。

そしてこのようにロングブーツと合わせたりすると、タクティカルな空気が生まれてなおかっこいい。この合わせ方を提案したかった。タウンユース向きというよりはファッション性を強調したスタイルですが、このバランスであれば意匠性が強くなりすぎないのではないかと。いや、むしろこれは楽な方がいいというスタンスに向けてというよりは、しっかりオシャレを楽しめるスタイリングですね。今回着画で合わせたブーツで無くても、シャフトが少し長めのものを合わせたり、一般的な長さのハイカットのものを合わせてももちろん素敵になります。

いかがでしたでしょうか。今回ご紹介したこの2着、どちらも「クセがある」ってほどじゃないけど、普通とはちょっと違う空気感があるんですよね。誰かに見せるためじゃなくて、自分の気分がちゃんと整う服。休日にふらっと出かけるときも、ちょっと気を抜いた日でも。「気取らないけど、ちゃんとスタイルがある」っていう、まさに今着たい服だなって思います。最近ショーツ需要上がってきております。是非店頭お越しの際は一度履いてみてください。
それでは今日はこの辺で。
最後までご覧いただきありがとうございました。
長岡
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