2025/04/27 20:41
こんばんは、長岡です。
今日も1日、お疲れ様です。
本日でHidaleの25AWの受注会全日程が終了いたしました!普段当店にお越しにならないような方々とお話しすることが出来て、とても楽しい2日間でした。受注いただいたお客様方、ありがとうございました!!これからもHidaleともどもClique Tokyoをよろしくお願い致します。
さて、今回はみんな大好きAleksandr Manamis。このブランドの服はアンティーク家具みたいな存在なのです。新品なのに、最初からどこか懐かしくて、静かで、それでいてどこにもない。使い古されたような上質さ”と“仕立ての緊張感”。このふたつが共存しているのが、このブランドの魅力であり、そして中毒性でもある。今季も爆裂大人気中のこのブランドから新作を2型ご紹介致します。


[Aleksandr Manamis] (アレクサンダーマナミス) 1250637 MENDED CLASSIC SHIRT
size / Ⅲ
color / ornament
cotton 100%
着丈 : 87.5
肩幅 : 42.5
身幅 : 52.5
袖丈 : 65
color / ornament
cotton 100%
着丈 : 87.5
肩幅 : 42.5
身幅 : 52.5
袖丈 : 65
まずこのシャツ。“MENDED(繕われた)”という名前の通り、パッと見はクラシックなドレスシャツなんだけど、細部に散りばめられたリペアディテールが、時間のレイヤーを感じさせます。ステッチ、当て布、カットオフによるわずかなダメージ感。どれも計算されたものなんですが、やりすぎていない。まるで祖父のシャツを大事に手直しして着ているような、静かな物語があります。素材は薄手のコットンリネン。
空気を含むような軽さと、ざらっとした質感が心地いい。シャツというよりは「ドローイングの上に羽織る紙」みたいな、そんな雰囲気があります。ここからさらに着古していき、代々受け継がれてきたような雰囲気が濃くなっていくのが楽しみな1枚ですね。男性が着ても女性が着ても、ジェンダー感が出ない、かつタイムレスなシャツ。そういうアイテムというのは、トレンド感はない方が良いので、近年のゆとりのあるオーバーサイズのものではなく、体に沿うようなヴィンテージライクなパターンであってこそなのです。


[Aleksandr Manamis] (アレクサンダーマナミス) 1251593 BUTTON LEG LOOSE PANT (DARK BEAR BROWN)
size / Ⅱ
color / DARK BEAR BROWN
linen 100%
[lining]
cotton 100%
ウエスト : 87(ウエストベルト付き)
総丈 : 90
股上 : 40
股下 : 64
わたり : 36.5
color / DARK BEAR BROWN
linen 100%
[lining]
cotton 100%
ウエスト : 87(ウエストベルト付き)
総丈 : 90
股上 : 40
股下 : 64
わたり : 36.5
対するこのパンツは、ゆったりとしたバルーンシルエットに、裾周りに細かくボタン調整が効くデザインが仕込まれています。ボタンを全開にすればふんわりと、閉じればテーパードっぽくも履けます。普段細かい調整をされる方はあまり多くはないでしょうが、このニュアンス遊びは玄人にはたまらないもので、ほんの少しの細部に宿った神の位置を変えることで、全体の印象を大きく変えることができます。色は少し灰色がかったような、森の土の色。この色味でシャドウストライプなのも絶妙なんですよね。コットンの裏地があるおかげで表地のリネンが重厚感ある佇まいに。柔らかくて落ち感があって、穿いたときの“重力の流れ”が美しい。扱いやすいながら高級感のあるこのパンツは、確実にワードローブのクオリティを格上げしてくれる。春夏はパンツが重要になる季節ですので、毎シーズン絶対に履くパンツはクオリティの高いものをお選びいただく方が絶対にかっこいいです。


この2型、もちろん別々でも映えますが、セットで着るとより一層空気が変わります。無理に目立とうとしないのに、なぜか視線が引き寄せられるような、そんな装いになります。解釈しやすいアートワークを感じるシャツと、深みのあるブラウンのパンツ。そのコントラストも絶妙で、靴はレザーでもいいし、あえてくたびれたスニーカーでも面白い。“完璧すぎない美”が好きな人には、たまらない組み合わせなわけなんですね。Aleksandr Manamisの服は、「飾るためじゃなく、佇むための服」なんだと思います。新品のキャンバスじゃなく、何度も絵が描き直された紙。だからこそ深みがある。このシャツとパンツも、ただの「おしゃれ」では終わらない。着る人の生活に、静かに寄り添ってくれるような、そんな服です。

いかがでしたでしょうか。アイテム一つ一つの空気感がどれも次元が違うんですよねこのブランド。実際そこに魅了されている方が大変多いので、店頭から飛ぶように出ていくのですが、現在まだご案内できる商品があるうちに、一人でも多くの方にこのブランドの世界観が伝わればなとも思っております。他ブランドについても同様ですがね。
それでは今日はこの辺で。
最後までご覧いただきありがとうございました。
長岡
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