2025/05/13 19:19
こんばんは、長岡です。
今日も1日、お疲れ様です。
昨日海外の顧客様が久しぶりに着てくださって、向こうも覚えてくださっていたのが大変嬉しかったんですよね。毎回その方はサイズが合わず、何を着てもビタビタになってしまうのですが、欲しがっていたカットソーの在庫が他の店にないか調べたところ、大阪のお店にあったのでそこを紹介してあげたところ、「それだとお前から買えないじゃないか!」と言ってくださるので、気にしなくて良いぜブラザーなんて言いながら笑っていたら、一緒に来たご友人の方が試着中のパンツを見て「じゃあ代わりにこのパンツ俺が買うわ!」というなんとも気前の良い買い方でパンツを買ってくださいました。個人的にまた会いに来てくださったのも嬉しかったのに、さらにこういう嬉しいことがあると、販売員冥利に尽きますよね。最近体調を崩したりしていたので少し元気が失われ気味だったところに嬉しいイベントでした。
本日は夏のスタイルを迷走してるという話を先日店頭にて女性のお客様とさせていただいたので、退廃的かつ夏らしいカジュアルで過ごしやすい服装についてご紹介致します。


[daub] (ドーブ) M25SS-TS20 slash hem t-shirt
size / 46
color / OFF BLACK
linen 96% elastane 4%
着丈 : 83
肩幅 : 46
身幅 : 54
袖丈 : 26
color / OFF BLACK
linen 96% elastane 4%
着丈 : 83
肩幅 : 46
身幅 : 54
袖丈 : 26
一見するとベーシックなTシャツですが、まさに切りっぱなしの美学を再解釈した一枚です。最大の特徴は、名前の通りにスラッシュ(切り込み)の入ったアシンメトリーヘム(裾)。均一なラインを意図的に崩し、ラフに落ちるその裾が、シンプルなトップスに不規則という違和感を与えています。ほんの少し斜めに傾いたそのカッティングは、絶妙な違和感で意匠性を表現したい方にとってはもってこいのアイテムなんですね。素材はリネンをベースに、肌ざわりにこだわった薄手のジャージー。柔らかく、少しとろみもある質感で、着たときにストレスがないのがうれしいポイント。夏にありがちな「ただの涼しい服」ではなく、温度と感情のバランスを整えてくれるTシャツとして、1枚でもインナーでも機能します。これがコットンには出せないとろみなんですよね。

首元はややルーズ気味のクルーネックで、袖も裾もカットオフ。だからこそ裾の「不揃いさ」が際立ち、見る人の目を引きます。サイズ選び次第でユニセックスにも展開可能です。無地でシンプルなものが多くなるのがカットソーの宿命だとは思いますが、「黒ではない黒にあう黒に近い色」という選択肢がワードローブに増えるとかなり便利です。

[ Professor.E ](プロフェッサーイー) 25SS-WN-LSK-03 Lace Layer A-line Skirt
size / 38
color / black
[fabric1] tencel 70% rayon 30%
[fabric2] nylon 100%
[fabric3] polyester 94% spandex 6%
ウエスト:68
総丈:94
color / black
[fabric1] tencel 70% rayon 30%
[fabric2] nylon 100%
[fabric3] polyester 94% spandex 6%
ウエスト:68
総丈:94
日本にウィメンズを取り扱っているのは当店のみであるProfessor.Eの25SSから登場したこのスカートは、普遍的に見える普遍的ではない一枚なんです。Aラインシルエットを基調としながら、2層に配置された異素材レースのレイヤーが、それぞれの生地によって別々のニュアンスを纏っているような表情を見せてくれます。特に目を引くのは、レース特有の透け感と光の反射によって生まれる奥行き。風に揺れるたびに変化するその質感は、“揺らぎ”をデザインとして取り入れているからこその魅力です。レースという素材にありがちなフェミニンさや装飾感をあえて削ぎ落とし、構築的でミニマルな印象へと導いています。着用感も非常に柔らか。身体を締めつけることなく、自然にフィットしつつ、トップスインしてもアウトしてもサマになる設計。インナーの透け防止用のライニングも付属しており、実用性も抜かりなし。特筆すべきは、後ろから見たときの“余韻”。歩いたあとにレースのレイヤーが少しだけ遅れてついてくるような、その“間”が、まさにProfessor.Eらしい知性のにじむ演出です。

直線的なカッティングとナチュラルな落ち感を持つdaubのTシャツに、レイヤーを重ねたProfessor.Eのスカート。普通のようでよく見るとこだわり抜かれた生地とデザインが見え隠れし、只者ではない雰囲気を漂わせます。あえて整いすぎないことで生まれる「揺らぎ」は、いまの時代にこそ必要な表現かもしれません。“ただの服”では終わらないプロダクトたちを、ぜひ一度、手に取ってみてください。

いかがでしたでしょうか。当店には数少ないですが女性のお客様がいらっしゃいまして、その数少ない方に少しでもささればなとも思っております。男性のお客様に関しては、daubのカットソーを一生懸命ご覧になってください。きっとよく見えてくるはずです。というか良いですから実際。
それでは今日はこの辺で。
最後までご覧いただきありがとうございました。
長岡
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