2025/05/14 19:48
こんばんは、長岡です。
今日も1日、お疲れ様です。
ここ最近の気温としては、日中は25℃前後、朝は夜は15℃前後というブレ具合でして、シャツ一枚で出かけるには一番丁度いい季節となっております。しかし未だ5月ということで、あまりにも涼しげなものというのも少し勿体無い気もしませんか。渋谷近辺ではもう半袖で出かけている方もいらっしゃいますが、今半袖を着てしまうと7月や8月は何を着れば良いのかわからなくなってしまう。たまに見かけるギャルのそれ服なのか、、?みたいな面積のものを着用するしかなくなってしまうことにより、ギャルが大量発生するのだとしたら十分OKなんですがね。見れるし。しかし多くの男性の場合はそういうわけにもいかないと思うので、今の時期に良い塩梅のスタイリングをご紹介致します。


[KLASICA] (クラシカ) 25S-SH44-F43 Split Raglan Collar Less Shirts
size / 3
color / BLACK
linen 100%
着丈 : 80
肩幅 : 51
身幅 : 59
袖丈 : 63
color / BLACK
linen 100%
着丈 : 80
肩幅 : 51
身幅 : 59
袖丈 : 63
一度ご紹介させていただ来ましたが再掲。ベンガラ染めによって古風な雰囲気がありつつも独特の空気を感じるシャツ。襟まわりや裾を断ち切りにすることでアルチザン的なニュアンスをより色濃く感じます。もはやこの手のシャツには素材がリネンでカットオフを施すというのはマストかもしれません。肩から袖にかけてはスプリットラグラン構造。通常のラグランよりも肩周りに立体感が生まれ、腕の動きに自然に寄り添いながらも、シャツ全体の落ち感にさりげない変化をつけています。あくまでリネンのシャツなのでそこまでそもそも人体構造に反してストレスを感じるようなものではありませんが、着用時の美しいシルエットを産みつつストレスを感じにくいのはとても素敵なことです。触れたときのシャリ感と柔らかさの絶妙なバランスが、暑い季節でも心地よい空気を肌にまとわせてくれます。

洗いざらしでも様になるテクスチャーで、経年変化も楽しみのひとつ。ボタンはやや小ぶりに設定され、極力主張を抑えた仕様に。フロントを閉じて着ても良し、羽織として開けても良し。シーズンレスで長く着られるシャツですが、春夏の軽やかさを“構築的に表現する”という点で、このシャツはとても秀逸です。こういった服は、実際に着てこそ良さが伝わります。立ち姿も、歩くときの揺れも、すべてがこのシャツの「静かな造形美」を支えています。今季のKLASICAはシーズンテーマとして、見た目の重厚感に対して軽やかな質感の生地を採用するという点が挙げられますが、まさにこのシャツはそれを体現しているようなアイテムです。

[daub] (ドーブ) M22SS-PT18 PANTS (T-243 / SAND)
size / 46
color / SAND
linen 87% cotton 12% elastane 1%
[lining]
cotton 100%
ウエスト : 84 (紐で調節可能)
股上 : 39
股下 : 74
わたり : 30
color / SAND
linen 87% cotton 12% elastane 1%
[lining]
cotton 100%
ウエスト : 84 (紐で調節可能)
股上 : 39
股下 : 74
わたり : 30
カラーは、砂地のようなSANDトーン。ベージュともカーキとも取れない、なんとも言えない中間色が、強すぎず、けれどどんなトップスとも喧嘩しない包容力を持っています。特徴的なのは、ほんのり効いたテーパードシルエット。ヒップから太ももにかけてはサルエル仕様によってふわっと余裕がありつつ、裾にかけてきれいに落ちるラインが、重さを感じさせない。ウエスト部分はイージー仕様で、ストレスなく穿けるのに、街でもスタイルが決まる。そんな一本です。生地にはコットン×リネン混素材を採用。ナチュラルなシワ感が魅力で、素肌にあたったときの涼しさや乾きやすさも申し分なし。真夏でも重たくならずに穿ける、貴重なバランスを実現しています。また、細部に目を向けると、ポケットの設計やステッチワークにもdaubらしい“静かな主張”が感じられます。ガチャガチャと装飾を入れず、フォルムと素材感で勝負している。だからこそ、トップスに個性があってもこのパンツが調和してくれるし、逆に主役にもなれる。スタイリングにおいては、Iライン方のトップスでもOライン型のトップスでもなんでもござれ。サンダルやレザーシューズとも相性が良く、アーバンもリラックスも成立する一本です。

KLASICAのシャツが削ぎ落とすことで輪郭を際立たせるのに対して、daubのパンツは「中庸」という余白を提供する。この2つが合わさることで、主張は控えめだけど確かな存在感を放つ、余韻のあるスタイリングが完成します。丁寧に削ぎ落とされ、緻密に設計された“温度”が宿っています。日々の中で、気張らずに選べるのに、着るたびにちょっとだけ気持ちが整う。大人になるにつれて、そういう服に目が行くようになりますよね。

いかがでしたでしょうか。当店がご案内する洋服たちは、確かな世界観を持ちながら都市型のライフスタイルにも馴染むものが大変多くご用意がございます。多くを語らぬ服の楽しさをぜひご体感くださいませ。
それでは今日はこの辺で。
最後までご覧いただきありがとうございました。
おやすみなさい。
長岡
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