2025/06/01 20:46
こんばんは、長岡です。
今日も1日、お疲れ様です。
なんだかんだ涼しい時期ですが、早めの夏すぎる服装に衣替えしてしまった人が箪笥からライトアウターを引っ張り出しているような時期じゃないでしょうか。だいぶ街を歩く人々の装いも徐々に軽やかになってきたこの季節。重ね着ではなく一枚で楽なスタイルをお求めの方も少なく無いと思います。そんなあなたに、中肉のスウェットを中心に組んだエフォートレスなスタイルのご提案です。今回ご紹介する2型のスタイリングを組んだ時、なんだか少し前に見大人気だったスタイルなのではないかと思いました。実際このクリーンなスタイルというのは非常にタイムレスであって、どちらも見た目の主張は控えめながら、纏った瞬間に分かる輪郭の強さと空気感が絶妙に同居するアイテムたちです。


[Blanc YM] (ブランワイエム) BL-23S-CWSS Cotton Wide Sweat Shirt (khaki)
size / S , M
color / khaki
cotton 100%
[sizeS]
着丈 : 68.5
肩幅 : 69
身幅 : 66
袖丈 : 54
[sizeM]
着丈 : 70
肩幅 : 71
身幅 : 68
袖丈 : 55
color / khaki
cotton 100%
[sizeS]
着丈 : 68.5
肩幅 : 69
身幅 : 66
袖丈 : 54
[sizeM]
着丈 : 70
肩幅 : 71
身幅 : 68
袖丈 : 55
ぱっと見は、シンプルなクルーネックスウェットですが、普通のスウェットとはまるで違います。シルエットはワイドではありますが、肩の落とし方や生地感、身幅の取り方的にはスリープウェアを都会的に昇華した空気感で、落ち感やドレープが美しく、肩のラインや袖の広がりが不思議と上品に見えるんですよね。このバランス感覚こそ、Blanc YMの真骨頂です。使用されているのは、20番手の太番手コットン糸。しっかりとした肉感がありながらも、空気を含んだような柔らかさを持ち合わせています。表面にはほんのりとした起毛感があり、手に取るとややドライな質感。湿気を含む季節でもまとわりつかず、快適な着心地を維持してくれます。特筆すべきは、袖口や裾に施された絶妙なリブのテンション。締め付けすぎず、だらしなくも見えない。ふとした所作の中で、袖がたわみ、裾が揺れる。そのさりげない動きが、装い全体に柔らかな余韻を与えてくれます。カラーは深みのあるカーキ。軍モノのような無骨さとは異なり、静かな知性を感じさせる色味に仕上がっています。白、黒、ベージュといったベーシックな色味との相性も抜群で、日常着としての振り幅も大きいわけなんですね。

結局この手のプルオーバーが一番大活躍します。毎シーズン活躍してくれますし、暑くなってきてからはショートパンツと合わせてみても素敵になります。長岡もこのブラックを持っておりますが、本当に高頻度で着用していて、kujakuの受注会でも着用していました。ソレくらい大好きなアイテムです。

[kujaku] (クジャク) P-334 knee tuck wide easy pants
size / 1
color / black
cotton 54% linen 22% rayon 17% ramie 7%
ウエスト : 70-100(ドローコード有り)
総丈 : 98
股上 : 37.5
股下 : 62.5
わたり : 40
color / black
cotton 54% linen 22% rayon 17% ramie 7%
ウエスト : 70-100(ドローコード有り)
総丈 : 98
股上 : 37.5
股下 : 62.5
わたり : 40
パターンメイキングにおいて独自の哲学を貫くkujakuらしく、ただ「ワイドなパンツ」と一言で括ることができない、緻密なバランスが詰め込まれています。これは今回急に登場したリミテッドシリーズで一番履かないとわからない魅力が多いパンツかもしれません。最大の特徴は、やはり膝部分に施されたタックです。無造作に見えて計算されたその立体感が、歩いたときの動きに深みを与えてくれます。布が体に張り付かず、むしろ“浮いている”ような感覚。風が抜けるような軽やかさと、ボリュームが共存したデザインです。素材には、コットンとリネンをベースにした高密度の交織生地を使用。シャリ感がありつつもゴワつきはなく、程よい厚みと張りがあります。洗いをかけることで表情がより深くなり、着込むほどに体に馴染んでいくのも嬉しいポイント。ウエストはイージー仕様ながらも、内側にドローコードを持ち、見た目はどこまでもクリーン。シャツやジャケットとも難なく馴染みます。裾にかけて少し広がっていくようなシルエットで、足元が重く見えず、サンダルや革靴、スニーカーなど、どんな靴とも自然につながります。まさに“影の主役”として、スタイリング全体を下支えしてくれる一本です。

どちらも、声高に主張する服ではありません。しかし、袖を通すたびにその佇まいに惹かれる。いわば静かに存在感を放つ服。Blanc YMのトップスが描く柔らかな輪郭に、kujakuのパンツが生む構築的な奥行き。リラックス感と精度、素材と設計、それぞれのアプローチがぶつかることなく混ざり合うことで、スタイルに余白が生まれます。その余白は、着る人自身の個性を引き立てるものでもあります。誰かのコピーではなく、自分の間合いで服を着るという行為。ぜひそのスタンスで洋服を着こなしていただきたい。服は日常に寄り添う道具であると同時に、無言のメッセージでもありますからね。

いかがだったでしょうか。実際のシルエットについてわからないというお問い合わせもありましたので、今回記事にさせていただきました。ぜひ店頭でこのアイテムたちの空気を感じてみてください。
それでは今日はこの辺で。
最後までご覧いただきありがとうございました。
長岡
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【kujaku(クジャク)】ワイドパンツが売れすぎて売れすぎて
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