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2025/06/03 18:59

こんばんは、長岡です。

今日も1日、お疲れ様です。









昨日はイレギュラーで西坂にブログを書いていただきました。毎回楽しみにしていただいているお客様に際しましては急な変更となり、ご不明な思いをおかけしたかもしれませんね。申し訳ございません。急な体調不良につき突如お休みをいただいて外界と一切の連絡を断ち体を休めることに専念する1日にしておりました。ベッドの上のみで1日を過ごし、トイレとウーバーイーツァーに飯を運ばせるということ以外はマジで動かなかったな。おかげで元気いっぱいになったので、明日からまた皆様のお越しをお待ちしております。
雨も続き、いまだに日中10℃代の日々が続いておりますが、今の時期にカットソーのみで過ごすのも勿体無いと思いつつ、かといって暑いのも嫌だとも思うので、インナーを軽くした前提でお勧めしたい2型をご紹介いたします。どんよりとした日が続きますが、こういう時こそ好きな服見てテンション上げていきましょう!!

[D.HYGEN] (ディーハイゲン) ST106-0225S Pigment Coated Ramie Stretch High Neck Coat

size / 3
color / black
ramie 74% nylon 23% olyurethane 3%
着丈 : 101
肩幅 : 41.5
身幅 : 64
袖丈 : 57

気温が上がり、軽装が日常となる中で、どこかに“緊張感”のあるスタイリングを求める人にとって、D.hygenの服は強い味方になると思います。レイヤーの少ない季節にこそ求められるのは、服そのものが持つ質感と存在感だと思っております。素材に採用されたのは、ラミー(苧麻)混のストレッチ生地。通気性に優れ、繊維のシャリ感が肌に心地よく、なおかつ軽量。夏場でも羽織として成立するだけの実用性と、D.hygenらしい衣服としての存在感を両立している。特筆すべきは、やはり全体に施されたピグメントコーティング(顔料染め)でしょう。ラフなムラ感のある風合いが立体的な陰影を生み出しております。石壁が長い年月を経て削られたかのような表情が、デザインとしてではなく着用時の高揚感に結びついているんですね。シルエットはタイトでもルーズでもない、計算された中庸。ウエストは緩やかにシェイプされ、首元はD.hygenのアイコンとも言えるハイネック仕様。襟を立てたときの空気感はどこかミリタリーを思わせますが、ディテールはあくまで洗練され、モードの香りを残しているため、アルチザンブランドらしいゴリゴリとし過ぎた表情ではなく、あくませタウンユースしやすいテンションを感じる佇まいです。


前立てのジップはフロントと別に両サイドにあるジップの開閉位置を調整することで、このアイテムにしか出来ない着方が可能です。防風性と造形的なアクセントを両立していて、バックスタイルには深めのセンターベントを配しており、動作のたびにふわりと揺れる裾が、着用者の動きに余白を与えてくれる。色は重厚なブラックベース。けれど、ピグメントの風合いが単調さを回避し、陰影のある黒として、光と時間の変化に合わせてその表情を微細に変化させております。これからの経年美化が楽しみな一枚でもありますね。

[D.HYGEN] (ディーハイゲン) ST107-1525S Brush Print Rayon × Cotton × Linen Cargo Shorts (solid × black)

size / 2
color / solid × black
rayon 50% cotton 35% linen 15%
ウエスト : 80~118(ドローコード有り)
総丈 : 57
股上 : 46
股下 : 19
わたり : 42

対するボトムスは、D.hygenらしい素材感とギミックの緻密な設計が光るショーツ。夏の軽装において、これほど武装感と快適性を両立させた一本はなかなかありません。構成するのはレーヨン・コットン・リネンという三者混のファブリック。しなやかさ・ドライタッチ・通気性という、それぞれの素材の特性が交差し、独特の落ち感と柔らかさを実現しております。マットな質感のテキスタイルにインダストリアルな金具の色が映え、配色の調和が男性的で目を惹きます。パターンは立体的かつ機能的。両腿に備えられたカーゴポケットはやや高めの位置に設定されており、視覚的に脚を長く見せる構造に。腰から裾にかけてのラインはややワイドになんており、だらしなさを排除した端正なルーズさが感じられる。ウエストはイージーパンツ仕様で、ドローコードとゴムを内蔵。ストレスなく着用できながら、ベルトレスでのミニマルな見え方も◎。膝にかかる丈感も絶妙で、ソックスやブーツとの相性も計算されているんですね。シンプルなTシャツ一枚でも成立する、頼もしい主役感を持っております。


この2アイテムに共通するのは、どちらも洋服を見てくれ!という派手さがないということですね。しかし、その静けさの中には、生地の表情・縫製の精度・シルエットの緻密さといった服としての密度が確かに宿っていおります。軽装になる夏だからこそ、余白やゆるさだけでなく、「引き締める要素」を一点だけでも取り入れることで、スタイルに緊張感と深みが生まれる。その引き締め役として、D.hygenのこの2つのプロダクトは、まさに適任といえるでしょう。


いかがだったでしょうか。アルチザン好きなお客様からすれば、意外とやってこなかったスタイルなのでは無いかなと思います。ですが、この2型は着用してみるとこの合わせが最強なことに気づきますし、2型とも別々で活躍してくれるポテンシャルを秘めた優れ物です。長い目で見てもマストハブなピースだと思いますので、ぜひお手に取ってご覧になってみてください。


それでは今日はこの辺で。

最後までご覧いただきありがとうございました。



長岡


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