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2025/06/10 19:00

こんばんは、長岡です。

今日も一日、お疲れ様です。





とあるニュースで目にしたのですが、東京は6月7日に梅雨入りしたそうですね。例年よりも早い入荷になったようです。どのみち訪れる時期であれば開けるのも早くなってくれるとありがたいんですがね。皆様は雨の日はどのようにお過ごしになられるでしょうか。長岡は雨だから家にいようっていうよりは、カメラを持って雨の日の自然とかの写真を撮りに行くのも好きだったりするので、結構外出してしまいますが、それでもやはり晴れの日の方がテンションは上がりますよね。雨の日の方がテンションが上がる人とかっているんですかね。個人的には晴れの日に比べてできることが多少制限される気がしてしまうのであまり好んではないんですが、ネットフリックスやアマプラ等のサブスクパーティ以外で雨の日を楽しむ方法をご存知の方がいらっしゃいましたらぜひご教示ください。

さて、そんな雨の日にお送りするスタイルですが、雨の日のようなどんよりした天気でも映えるスタイルにしようかなと。となってくると多少テックに寄ったスタイルがいいかなと思いまして、先日リリースした新作のパンツと合わせて、あのラックのフーディをご紹介致します。

[kujaku] (クジャク) 2024SS J-825 / anorak hoodie (black)

size / 2
color / black
cupra 55% cotton 38% linen 7%
着丈 : 68
肩幅 : 57
身幅 : 57
袖丈 : 63

アノラックというアイテムに派手な装飾を持たせない潔さが、kujakuらしさを際立たせております。肩の力が抜けたシルエットではありますが、身幅は誇張せず、着丈を少し長めにすることでブランドらしさを感じる佇まいに仕上がり、静かな緊張感が通っている一着です。ミニマルな見た目の中に、シャツのようなカフスを付けた袖やフードの深さといった造形美を感じていただけます。生地はキュプラ55%、コットン38%、リネン7%の混紡で、しなやかで風をはらむ軽さがありつつ、微かな表面感を持った独特の質感になっております。ブラックですがこのテキスタイルのおかげで柔らかな深みを持っており、マットすぎず、光を受けるとわずかに艶が出て奥行きを感じさせます。このパーカーの真価は、アノラックというアウトドア属性のアイテムを都会的に昇華した空気感にあります。着用時のインナーやボトムスによって印象が変わり、決まった着こなしを押し付けない。着る人がその日の気分でニュアンスを変えられる余白がありますね。ちなみに胸元のジップは毎度お馴染みエクセラファスナーではありますが、ここは全閉じしなくてもカッコよくなるように計算されたシルエットになっております。

[kujaku] (クジャク) P-579 wide easy cargo pants

size / 1
color / black
cotton 50% cupra 50%
ウエスト : 70-100(ドローコード有り)
総丈 : 100
股上 : 40
股下 : 64
わたり : 40


カーゴパンツというと、ミリタリーライクで重厚なイメージが先行しがちですが、このパンツはまったく異なるアプローチで再構築されていおります。ワイドシルエットに落とし込まれたこのパンツは、ボリュームを持ちながらも足元でしなやかに折れ、動きとともに表情を変える。それは裾に配置されたタックによって生まれ、カーゴポケットもマチを廃止することでスタイリッシュな印象になるのです。
ポケットの配置やステッチワークには、デザインというより全体的な佇まいを感じさせる美しさがあります。以前のkujakuのコレクションに感じていたモード感を、現代風に整えて都市型ウェアとして扱いやすいテンションに仕上げております。必要最低限の存在感を持って佇むそのデザインは、ワードローブに入れて時間を経過するほどその隠れた存在感に気づいていただけるはず。生地にはわずかな落ち感があり、夏場の気温でも肌に張り付かず、心地よい空気の層を纏うような着心地で、ウエストのイージー仕様も過度なカジュアルさを感じさせず、トップスの選び方次第でスタイルの重心を自在にコントロールできるようになっております。


このガボンとしたシルエットがたまらないですよね。他社様の作るワイドパンツだと、近いものがあるようでどこか違うんですよね。たとえば、ポケットのマチはあまり削らないでしょうし。裾にもタックを入れるというよりはリブをつけてジョガータイプにするパターンが多いかと思います。しかし、ありきたりなようで着用者を確かな空気感に持っていくために、kujakuはありきたりなことはしません。先にご紹介したあのラックフーディも、しっかりこの時期に着用できるような清涼感のあるテキスタイルで、尚且つパターンを厳密に組むことで、奥ゆかしいモードを仄かに感じると快適なウェアへの挑戦を感じます。


いかがでしたでしょうか。雨の日だからってファッションが面白くならないわけではございませんから、しっかり楽しんでまいりましょう。実際のところ、晴れの日ではできないスタイルだって本領を発揮するようになってくるので、いつもとは違うスタイルへの挑戦する機会だと思ってエンジョイしちゃいましょう!


それでは今日はこの辺で。
最後までご覧いただきありがとうございました。


長岡


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