2025/06/11 19:02
こんばんは、長岡です。
今日も1日、お疲れ様です。
いやー梅雨入りの寂しさたるや半端ないですね。何より人が来ない。流石に寂しい。店頭の商品自体はゆるゆると旅立ってはいるのですが、
海外のお客様がちらほらといった感じで、日本人のお客様が何ぶん少ないのです。いやーそりゃあ分かりますよ。雨ですし、外出たくないですよね。うちなんて渋谷駅から歩いて10分くらいかかるわけですし、神南って意外と遠かったりしますしね。でも昨日とかスタッフとしか会話してなかったですし結局スタッフ同士で酒飲んで終わりましたからね。全く寂しいものです。店頭にいらっしゃりさえすればこちらのテンション的にも拍車がかかり、よりよい仕事の流れができたりハイテンションでご案内できたりするのですが、西坂が店頭に来なかった日なんかは広瀬はアトリエで一生縫っていたりするので、丸一日ほとんど口を開かない日だってありました。悲しい。非常に。スタッフ一同大変悲しんでおりますので、この記事を読んだそこのあなた。ぜひ我々と店頭で盛り上がってこの梅雨のジメジメした空気を断ち切ろうではありませんか!ええ!毎日画面越しにお会いするだけではなかなか張り合いがありませんからね!ガハハ!
さて、雨といえば落ち着いた雰囲気、落ち着いた雰囲気といえば大人っぽいとはよくいったものですから、今回はインディゴ×ブラックという配色で大人の知性を感じる仕上がりにしようではありませんか。


[Nomàt] (ノマット) 25SS N-J-17 Separate Sleeve Shirt
size / 2
color / Navy
linen 100%
着丈 : 77.5
肩幅 : 51
身幅 : 66
袖丈 : 62
color / Navy
linen 100%
着丈 : 77.5
肩幅 : 51
身幅 : 66
袖丈 : 62
今季のNomàtのテンション的に、カジュアルな顔をしたぱちぱちのアルチザン的哲学が詰まったアイテムがわんさかといった感じですが、実際に手に取ってみると、その扱いやすさを感じるアイテムたちばかりです。この藍染シリーズは当店に今季3点入荷致しましたが、個人的に一番おすすめなのはこのアイテムなのです。ボディはリネン100%、黒地に藍染めを踏んだこのリネンシャツを手に取ったとき、まず感じるのは”ズッシリ感”だと思います。シャツとしての機能性はもちろん、その生地の重厚感とポケットの配置がライトアウターとしての役割も担ってくれる優れものなのです。バンドカラーというところも、いわゆる大人っぽさを演出したカジュアルなスタイルとして定番ですよね。
名前の通り袖がセパレートされていて、じっくり見ると袖が上部と下部に分かれており、一見ありがちなテンションのアイテムに見せかけてバランスの取れた癖が面白いアイテムです。通気性がよく、汗をかいても不快感が残りにくいのは、自然素材ならではの恩恵ですよね。これは視覚的な遊びというより、むしろ構造としての独自性であり、Nomàtが設計する着る彫刻としての思想がここに凝縮されているわけなんですね。袖山は肩線をやや後ろにずらし、前傾姿勢で着ても綺麗な落ち感が出るよう設計されており、着る人の動きにあわせて生地が自然に流れる。裾も前後でわずかに差がついており、レイヤードした際にも奥行きが出る。天然染めに近い風合いで、わずかにムラがあり、それが一層経年変化の楽しみを与える。新品のシャープさと、使い込んだ布の丸みを、着古していく中でご体感いただきたい。


[kujaku] (クジャク) P-319 hem tuck easy pants
size / 1
color / black
rayon 96% silk 4%
ウエスト : 68~100(ドローコード有り)
総丈 : 93.5
股上 : 34
股下 : 67
わたり : 33.5
color / black
rayon 96% silk 4%
ウエスト : 68~100(ドローコード有り)
総丈 : 93.5
股上 : 34
股下 : 67
わたり : 33.5
これ採算ご案内しているのですが、マジで今からの季節に大活躍するパンツです。夏が本格化してくると湿度や温度との戦いになってくると思いますが、テキスタイルのほとんどをレーヨンで形成されたこのパンツは、通気性と接触冷感性に優れ、それでいて肌との距離感も全く問題ないです。そしてイージータイプなので、ベルト要らずで何も考えずに着用することができる。それでいて計算されたシルエットが、着用時の緊張感を生んでいて、楽に履けるくせに実はある程度の”よそ行き感”がちゃんと出てくれるプロダクトなんですね。滑らかで、ほのかな光沢があり、動いたときに生地が「揺れる」のではなく、「さざめく」と表現したくなるような繊細な波をつくります。シルエットはストレート寄りのテーパード。全体的に控えめなボリュームがありながらも裾にかけてタックが入ることで、見た目の収まりが非常に美しい。裾を靴の上に“置く”ように履くと、意外なほど品のある表情を見せてくれる。オーバーサイズのシャツとも相性がよく、重量感のあるトップスと合わせたときでも、ボトムス側で余分な膨らみを抑えてくれる点もポイントだ。裏地はなく、春夏の通気性をしっかり確保しつつ、レーヨンの落ち感が素肌に心地よく沿うんです。


愛染のシャツの重厚感と軽やかかつ綺麗な光沢感のあるリラックスパンツと合わせることで、着用者はエフォートレスなスタイルを取りながら、第3者にはしっかりとこだわりが伝わる、そんなスタイリングです。Nomàtのシャツとkujakuのパンツは、それぞれ異なる質感と設計思想を持ちながら、しっかりとお互いに歩み寄ってくれるような親和性があって、共通しているのは静かに主張する服であるということですかね。声高にトレンドや装飾を語ることはないが、近づいたときにこそ、その密度に気づく。街を歩けば見過ごされるかもしれない。しかし、立ち止まって向き合ったときに、ふと「これは、いい服だな」と思わせる力がある。

いかがでしたでしょうか。正直このインディゴやネイビーといったカラーに際してはあまり得意な人が奥はないかもしれませんが、上手にブラックカラーと合うように取り入れていくことで、ワンランク上のファッションをお楽しみいただけるので、ぜひ挑戦してみてほしい配色です。店頭でスタイリングのご相談等はいつでも受け付けておりますので、なんでもおっしゃってくださいね!
それでは今日はこの辺で。
最後までご覧いただきありがとうございました。
長岡
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