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2025/11/09 19:25

こんばんはClique Tokyoです。
今日も一日、お疲れ様です。
ぜひごゆっくりお過ごしください。











突然ですが皆さん、「〇〇好きなら〇〇持っとけ」みたいねフレーズ聞いたことあるでしょうか。例えば「アニメ好きならこのアニメは見てなきゃダメだよね」とか「映画好きならこの映画は見ておかなきゃ映画好きとは言えないよね」みたいなね。あれについての議論をしようではありませんか。とは言ってももちろんこのブログというのはコメント欄機能がついていないので、皆さんは一方的にこちらから殴られ続けるわけですが、まあ殴られろいてくださいよ。


あの言い回しを言ってしまう時って、なんでなんだろうって考えてみたんですよね。あ、その前に、言って「しまう」という認識があるように、長岡はこの言い回しについてあまり好印象ではありません。結局自由だろそんなもんは、というのが自論です。例えば私、映画で言うところのハリーポッターが好きで、映画は何周したか全く覚えていないくらい、幼少期から見続けておりました。ですが、原作である本については読んだことがありません。小学校の頃、図書室にあったのですが分厚すぎて見る気失せて以来、手にしておりません。ですが、私はハリーポッターが大好きですと胸を張っております。一応大阪のUSJに行けば最も楽しみにしているのはハリポタゾーンですし、豊島園のメイキングオブハリーポッターについては2回行きました。ですが、原作は見ていない。この状態に対して、皆さんはどう思われますでしょうか。


まず勘違いしていただかなくても良いのは、「映画好きならこの映画は見ておかなきゃ映画好きとは言えないよね」派の人間がいても別に良いということです。その前提で申し上げるのですが、「別に月の程度は人それぞれじゃね」っていう意見派です。例えば急に出会った人から、「最近映画見始めたんですが、ハリーポッターってめちゃちゃ面白いですね!まだ賢者の石しか見ていないんですが、ハリーポッター大好きです!!」という方が現れても、わかる!!!おもろいよな!!!!いいぞ!!!としか思わないんですよね。これは様々なジャンルにおいても同じことが言えると思っていて、このブランド好きならこの靴は持っておかないと好きって言っちゃダメだよとか、これが好きならこれは持っておかないと見ておかないとみたいなご意見の方が一定数世の中にはいらっしゃるようで。


そしてうちのオーナーの過激な一言

「刃牙を見ていない男は男じゃねえ」

一っっ番過激。賛否両論どころか賛同派の意見が少なそうな過激思想。実際私も最近まで見ていなかったのですが、ネットフリックスで少し見れるみたいだったので、見始めたところです。確かに、”男とは”見たいなところを真剣に描いているので、強い男性像に憧れるようになる気持ちは分かります。分かりますし、謎にケンカ強くなりたいという願望だけがどんどん強くなっていっている。あとシンプルにおもろい。ここまで排他的思想はあまり好きではありませんが、それでも確かに気持ちは分かりました。


ただ、これを言いたくなる気持ちって、なんなんだろうと思うわけです。例えば私が、先ほどハリーポッターについて例えましたが、同じような状況で、「映画最近見始めたんですけど、やっぱりハリーポッターっしょ!!これ観ないのなんてありえないっすね!!好きな映画はなんですかって言われたらハリーポッターって答えるっすわ!!これを見ていないなんでありえないっすね!まだ秘密の部屋しか見ていないですけど!!」っていう小生意気な坊主が現れた際は、「〇〇好きなら〇〇見とけ」構文を使う前に助走つけて飛び蹴りしたくなるし、飛び蹴りした後に「ハリポタ好きって言うなら全話見ろよ」って言ってますね。と書きながら思ったのですが、本人の中で信念があったり筋があったりすると、それに反しているようなスタンスの人間に対して反応したくなるのかなと思いました。でもこの場合だと、実際の好みの程度というよりは「っすね!!!オラ!!!」みたいな小生意気なスタンスに対して腹が立っているので、好みの程度はあまり関係なかったですね。


だらだら語りましたが、何が言いたいかというと、

好きに好きって言おうぜ

ってことです。どれだけの程度でもいいじゃないですか。ある程度の人間性はそもそもコミュニケーションにおいて必要なので、それは前提で、全部見ていなくても、少ししか持っていなくても、自信を持って、今それが自身の中で激アツであれば、胸を張って好きと言って行きましょう、というお話です。プロでも最初は初心者、ニワカは古参の始まりなのです。


長くなりましたが、本日の文章はなかなかに長いですよ。今回ご紹介するのはNomàtのミリタリージャケット。これが当店的にも今強くお勧めしたいプロダクトだったので、珍しく物撮りと着用画像を合わせて特大ボリュームでお届けします。

[Nomàt] (ノマット) N-J-03 Hand Painted Military Jacket

size / 3
color / Brown
cotton 100%
着丈 : 67.5
肩幅 : 55
身幅 : 66
袖丈 : 62.5


今期のNomàtは本当に調子が良いですね。デニムシリーズは大変ご好評いただき残りパンツのみになりました。その他のアイテムたちも人気ですが、今期のNomàtのクリエイションと当店の雰囲気との合わせ技のようなジャケットがこちら。ミリタリーウェアをベースに手作業でペイント処理をしております。耐久性の高いコットン素材に手塗りでペイントすることで、独特の色ムラを表現。これが職人技巧によるロマンだと思っております。


適度な厚みがありつつも動きを妨げないパターンワークです。全体に施されたハンドペイントのおかげでプリントでは再現できないムラや重なりが生まれるため、個体ごとに表情が異なるんですよね。これは製品仕様であり、均一な仕上がりではない点がデザインの一部となっています。さらにこのペイントのおかげで風を通さないのが有り難い。


ジャケットでありながらデザインはコートのようなニュアンスを残しているので、ヘビーアウターとしてデイリーウェアにしやすい構造です。袖や身頃の縫製には強度のあるステッチワークが使用され、洗濯や摩擦に対する耐久性も確保されています。全体として、ミリタリー由来の機能性を維持しつつ、この色合いも相まって、アーバンにもアウトドアにも触れるのが、汎用性が高くて素敵。


これからどんどん使っていくうちに柔らかくなっていき、着用者の体に沿うようにクタっていく。まさに育てていくジャケットですね。もはや経年美化の概念というのはレザーにとどまる話ではなく、クリーンな世界線にもちゃんと存在することをこのブランドは証明してくれています。ワークなスタイルにもドレススタイルにも合わせて行きたい、ファッションをさらに深みのある楽しみ方ができる1枚ですね。


続いてはパンツです。

[ Professor.E ](プロフェッサーイー) 25FW-PE-TRL-09 Heavy Repaired Jeans

size / 48
color / Black
cotton 100%
[lining] cotton 100%
ウエスト : 70
総丈 : 108
股上 : 35
股下 : 77
わたり : 32


”ダメージ”ではなく、”リペア”なのが良いんですよねこのパンツは。クラフトマンシップを感じつつ、実は履いてみるとそのシルエットはスラックスのように綺麗なんです。リペア加工の雰囲気の良いところとしては、デザインとして奥行きが生まれるので、無機質なものよりも情報量が増え、仰々しさを出さずに印象を深くすることができるところです。通常この手のアイテムはストリートライクなやぼったい雰囲気になりがちですが、リペア加工そのものを綺麗に仕立てることで全体を洗練した空気に整えているところが、最近のProfessor.Eのクリエイションが如実に現れています。


生地は肉厚なコットンデニムを採用し、一般的なデニムよりもしなやかさがあるため、履き始めから着用時にストレスを感じにくいようになっております。このリペアされているところが無作為に、”規則的な不規則”に当て布されていることで、整いすぎていない空気を醸し出すため、1本のデニムパンツとしての満足度が高い。これにより、一見ランダムに見えつつも耐久性が確保されるよう配置と縫製が計算されていますね。色落ちはヴィンテージデニムに近いトーンを再現しており、部分的に退色の強さが異なることで立体感が出るよう調整されています。


ちゃんとハンマーポケット等もあるので、目指すところとしてはワークパンツに近いのかもしれない。シルエットは股上がやや深めで、太腿に余裕を持たせながら裾に向かってほんのわずかにテーパードし、日常的に履きやすい形に設定されています。サイドやバックのポケットも実用的な深さがあり、リペア加工が加わっていても収納性は損なわれていません。多重リペアの存在が強いデザインアクセントになりつつ、過度なデザイン性だけに寄らず、実用面を確保した一本です。


いかがでしたでしょうか。今回は物撮り&着画という情報盛りだくさんになってしましましたが、ご満足いただけましたかね。いや、満足しちゃダメだアイテム見てもらわなきゃ。








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【kujaku (クジャク)】Graphite Blueはこう着る

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