2025/11/10 21:48
こんばんはClique Tokyoです。
今日も一日、お疲れ様です。
ぜひごゆっくりお過ごしください。
流石に街が少しづつクリスマス色に染まって来ていますね。コンビニに行くだけでもクリスマスソングが流れるようになっております。皆様は好きなクリスマスソングはありますでしょうか。長岡はジャスティンビーバーのMistletoeという曲が好きですね。あんまり失恋をテーマにした曲が好きではなくてですね。この曲は恋人ととの甘く淡い時間を丁寧に感じているような空気がとても気に入っていて好きなんですよね。なんだか甘いとかいうセリフは恥ずかしいですね。クリスマスは恋の季節でもありますが、同時に年末という、今年の終わりを締めくくるイベントでもあります。さらに今年は例年よりも少し寒いみたいなので、ぜひ今のうちに暖かいものを店頭で手に入れてくださいませ。
クリスマスも近づいてきたということで、アルチザンファッションをしながらも季節感をしっかり楽しんでいただけるスタイリングのご紹介です。この上からロングコートなんか羽織っちゃったらたまらなく紳士ですよ。たまらなく紳士になりましょうみなさん。

[ Professor.E ](プロフェッサーイー) 25FW-PE-FM-19 Frayed Blazer (Forgotten Materials)
size / 48
color / Black
cotton 99% elastine 1%
[lining] cotton 100%
着丈:76
肩幅:49
身幅:65
袖丈:64.5
color / Black
cotton 99% elastine 1%
[lining] cotton 100%
着丈:76
肩幅:49
身幅:65
袖丈:64.5

まずはジャケットから。構造自体はクラシックなブレザーを踏襲しつつ、表面に走るフリンジ状のほつれが全体の印象を大きく変えています。通常であれば整えられる縫い代付近の処理をあえて不規則に開放し、動きに合わせて揺れる細かな繊維が立体感を増幅させていますよね。肩線は過度な構築感を排し、なだらかに落ちる自然なシルエットが採用されているため、ブレザーという形式が持つ堅さよりも、素材が開放されたような軽さが際立ちます。
身頃のバランスは緩めのテンションで、中にレイヤーを挟んでもシルエットを崩さない許容度を確保している一方、前合わせやラペルはミニマルに抑えられ、視線の焦点が常に“素材の動き”に集まるようにも設計されています。当店としては少し珍しいエイビーではありますが、この色合いが敢えて、今カジュアルやトラディショナルなどの文脈を含んでいるようで新鮮なのです。少し力が入るような色合いかもしれませんが、そのほんの少しの緊張感すらも楽しんでいただきたい。

[ Professor.E ](プロフェッサーイー) 25FW-PE-FM-12 Distressed Tunic(Forgotten Materials)
size / 48
color / Frayed Black
cotton 99% elastane 1%
着丈:73.5
肩幅:49
身幅:61
袖丈:66
color / Frayed Black
cotton 99% elastane 1%
着丈:73.5
肩幅:49
身幅:61
袖丈:66

続いてはシャツです。これは個人的にも結構推し。チュニックというシンプルな外形をベースにしながら、表面のダメージ加工を構造的に見せる手法が用いられています。単なる摩耗などではなく、縫い目の位置やパネルの切り替えと連動して“削られた部分の形状”が緻密に計算されており、どこを見てもランダムに見えて実はコントロールされた劣化表現で構成されている点が特徴的ですね。
素材はしなやかなテキスタイルを使用することで、肩から裾にかけては直線的な落ち方をするため、全体のシルエットは過度に広がらず、縦方向のラインを強調するミニマルな設計ですが、胸元と脇線付近に施された荒いテクスチャが、チュニック本来の静的な印象に動きを与えています。袖口は処理を甘く残し、糸端がわずかに外へ逃げるような仕上げになっているため、着用を重ねるほどエイジングが進み、個体差が大きくなっていく点も魅力の一つですね。

[kujaku] (クジャク) P-950 turn up sarrouel pants
size / 1
color / gray
cotton 90% yak 10%
ウエスト : 80(ドローコード有り)
総丈 : 93
股上 : 43
股下 : 55
わたり : 34
color / gray
cotton 90% yak 10%
ウエスト : 80(ドローコード有り)
総丈 : 93
股上 : 43
股下 : 55
わたり : 34
最後はパンツ。サルエル特有の深い股上と落ち感を活かしつつ、過度なボリュームを排した端正なシルエットが魅力の一本です。何よりこのシーズンを代表する大人びたチェックが可愛い。腰まわりには適度なゆとりがありながら、膨らみすぎず、重心を自然に下へ落とすラインが形成されてます。素材は柔らかいドレープ性を持ち、歩くたびに静かに表情が変わる。
裾の turn up は単なるロールアップではなく、構築的に固定された意匠で、足元に締まりをつくることで全体のシルエットを整える役割を果たしています。サルエルでありながら癖が強くなく、ロングコートやシャツ、短丈トップスとも相性が良い、日常で使えるサルエルとして完成度が高いアイテムですね。

いかがでしたでしょうか。ネイビーとグレーという色合わせはかなり大人っぽさが出ますし、色気も品も同時に演出出来るので、ぜひ挑戦してみてください。あまりやってきたことがない方は、とりあえずこのままマネキン試着をしてみてほしい。もしかすると、思いがけなく化学反応があるかもしれません。
それでは今日はこの辺で。
最後までご覧いただきありがとうございました。
長岡
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