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2025/12/08 19:00

こんばんはClique Tokyoです。
今日も一日、お疲れ様です。
ぜひごゆっくりお過ごしください。











昨晩で香水回全4回が終了しましたが、皆様いかがでしたでしょうか。
1年ぶりの企画とだけあって、店頭で皆様と来週のイベントについてお話しさせていただくだけでなく、期待に胸を膨らませて今回のイベントにご参加いただければと思い、香水担当と話してこのように各週末に更新するという形で行わせていただきました。
それだけ今回の香水イベントに対してスタッフ一同がワクワクしているということであり、皆様を一番ベストな状態でお迎えできるように準備しているところです。
今年はどんな素敵な香りに出会えるだろうかと期待に胸を大いに膨らませていただき、最高の4日間を皆様と過ごして、この2025年最後のイベントとして締めくくらせていただければと思います。


話は変わりますが、一昨日はお休みをいただいておりまして、『永遠なる瞬間 ヴァンクリーフ&アーペル ーハイジュエリーが語るアールデコ』展に行って参りました。
東京都庭園美術館にて開催されているこちらの展示は、ヴァン クリーフ&アーペルのハイジュエリー作品を通して「現代装飾美術·産業美術国際博覧会(通称 アール·デコ博覧会)」の100周年を祝うというものだそうでして、歴史的な重厚感感じる館内の空気を感じながら、これませのヴァンクリが生み出してきたアーカイブコレクションを見ることができる展示になっております。


最近、六本木にある国立新美術館にてブルガリ展に行ってきたばかりなのですが、その時のジュエリーたちのエネルギーが凄すぎてかなり楽しみにしておりました。
結果的な感想ですが、正直ブルガリ展の方が圧倒されたかなというのが個人的な印象でした。
もちろん、展示物自体は正直アート感を全て拾うにはこちらの感性が足りないのはと思うほど美しいものばかりでしたが、この展示は本館と新館と二つに分かれておりまして、本館の歴史的建造物たる木製の什器や空間による空間作りとのマッチングが、個人的に刺さらなかったのもあります。
しかし、新館の方で行われていた展示は圧巻でした。
ライティングも素敵で、ヴァンクリらしい、プラチナをメインに色鮮やかなジュエリーで生み出されるネックレスやブローチ、クリップやリングは、虫や鳥などの親しみが湧きやすい動物をモチーフにしてるものは非常に魅力的でしたし、解釈しやすいものが多かった印象です。


手前のブルガリ展でハイジュエリーのオーラに少し慣れてしまったのか、はたまた最初に見たのがブルガリだったので同じ強烈さを期待していたのもあるのか、電気が走るような種撃はあまり感じられなかった。
何度も申し上げますが、私自身の感受性の乏しさや知識不足もありますので、展示側が悪かったということを言いたいわけではありません。
あくまでどちらの展示の方が好みだったか合戦をするのであれば、ブルガリ展に1票だったというだけで、十分素晴らしい展示だったと思います。
この世界中の金持ちたちが買えないほどの高価なものを一同を介して見ることができるというのは機会としては大変貴重なので、お時間ある方はぜひ行ってみてください。
来年の1月18日(日)まで開催されているようです。
下にリンクを貼っておきますので気になる方はぜひご覧ください。
事前にチケットを予約する必要があるみたいなのでご注意を。


さて本題に。
今回ご紹介するのはForgotten Materials より、シルク100%という超贅沢仕様のジャケットを中心に組んだスタイルのご提案。
退廃的なものを組み入れはするものの全体的な印象としてはクリーンな装いに収まるように考えたコーディネートになります。

[ Professor.E ](プロフェッサーイー) 25FW-PE-FM-26 ENIGMA / 1940 BLAZRE 01 (Forgotten Materials)

size / 48
color / Natural Dyed Black
tussah silk 100% [lining] cotton 100%
着丈:75
肩幅:48.5
身幅:59
袖丈:63

[daub] (ドーブ) M25AW-SH105 Wrinkled Stripe Shirt

size / 48
color / BLACK
modal 84% polyamid 16%
着丈 : 83
肩幅 : 50
身幅 : 62
袖丈 : 68


すでに完売してしまっているボンバージャケットもそうでしたが、通常のシルクとは違いタッサーシルクという、養殖の蚕ではなく野生の蚕から糸を紡いで生まれた生地を100%使用。
野生ということなので、当然養殖よりも管理や生産が難しく、より手間がかかります。
しかし、イメージされるスカーフやシャツに使用される通常の綺麗なシルクと違い、独特の糸の荒さや硬さ、不均一さが魅力となっております。
これをさらに製品加工を施すことで、他のブランドでは出せない雰囲気になっている。
さらに、それでいて一般的な2ボタンテーラードジャケットとは違い3ボタンのジャケットにすることで、オーセンティックな雰囲気に仕上がっております。
そして裏地がないので、これからの時期は厚手のニットとコートの間に差し込むなどのレイヤードを可能にしており、なんかもう1枚足してシャキッとしたいときにおすすめです。
退廃的な生地の印象がありながら、綺麗に仕立てられたジャケットというアンニュイさが生み出す世界観は流石の一言ですね。


インナーに差し込んでいるのは今季入荷したdaubのシャドーストライプシャツ。
ダークブラウンの色味に加えて染色やプリントではなく生地の織りの段階で生み出されたストライプがデザインに奥行きを与えております。
シルエットとしては少し肌から離れる余裕感がありながらオーバーサイズを目指したものではなく、タイトなジャケットのインナーとしても、1枚で着用した時でも説得力のある雰囲気になっている。
daubは染色技術が業界内でもトップレベルということもあり、アイテム1つ1つに満足度が高いんですよね。
1度手にしてしまうとこれを中心に合うアイテムを集めたくなるような服好きの心をくすぐるプロダクトが多いです。
インナーに使うダークなシャツというのは、無地なものに寄りがちですが、この他のアイテムを邪魔しないながらにデザインがしっかりあるシャツは持っていると重宝しますよ。
特にアルチザンファッションがお好きな方の中でも、少し綺麗めなスタイルもされる方には特におすすめです。

[kujaku] (クジャク) P-596 crease stitch pants

size / 1
color / charcoal
cotton 100%
ウエスト : 81(ドローコード有り)
総丈 : 102
股上 : 29.5
股下 : 75
わたり : 35


セットアップでジャケットもありますが、パンツ単体でも素晴らしいアイテムであるということをお伝えしたくて今回スタイルに組み込みました。
センタークリース、タックから伸びるセンタープレスがしっかり効いていることで、美しい直線を描きます。太さも細すぎないのが、ジャケットを着ている時に思わず合わせたくなるパンツなんですよね。
そして色味。
裏地を見ていただければわかりますが、元々の色味ではなく、顔料染が独特なムラ感が残ることで綺麗めながら雰囲気のあるパンツになっております。

美しい形に対してアヴァンギャルドファッションらしい色味というこのギャップが素晴らしい作品です。
秋冬のパンツとして活躍するのはもちろんですが、春夏の時期でトップスが手薄になってきた時でもパンツで上品な主張ができるので、着用可能時期が長いのも魅力ですね。


いかがでしたでしょうか。
アルチザンだからと言っても何も小汚い感じにしなくても良いわけですからね。
スタイリッシュ系のスタイルはパターンとして持っておくと、いつもとは違う少し背筋が伸びるような気持ちにもなりますし、さまざまなジャンルを着ていく方が楽しいですよね。



それでは今日はこの辺で。
最後までご覧いただきありがとうございました。


長岡


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