2025/12/23 19:34
こんばんはClique Tokyoです。
今日も一日、お疲れ様です。
ぜひごゆっくりお過ごしください。
皆様年末年始は実家に帰られるでしょうか。
現在実家暮らしであるとか、そもそも出身が関東圏である方はあまり余り帰省と言う概念はないかもしれませんが、私は久しぶりに山口県に2日間だけ帰る予定があるんですね。
その際ちょっとした楽しみがありまして、その話を少し。
長岡は大学時代に軽音サークルに入っており、並の人間が少し話を聞くだけで眉間に皺を寄せて山脈を形成するかの如くドン引きするくらいには音楽オタクの自覚があります。
その理由は、幼少期から音楽の環境がすぐそばにあったことなんですね。
皆様カーペンターズというバンドの存在をご存知でしょうか。
主に絶頂期だったのは1970年代。
世界的な人気を誇ったアメリカのポップもしくはソフトロック・デュオです。
兄のリチャード・カーペンターと、妹のカレン・カーペンターによって結成され、特にカレンの澄んだ低音寄りの歌声は、今なお唯一無二の存在として語り継がれていますんですね。
彼らのClose to Youという曲が特に母が好きで、歌が上手い母の鼻歌をよく隣できいて癒されていたものです。
このまま行くとカーペンターズについて語りすぎてしまうので戻ります。
ただ母が音楽が好きだったというわけではなく、母自身も学生時代に音楽に触れていたということもありますし、そして極め付けは父がバンドマンだったんですね。
彼はいまだにギターをこよなく愛し、姉の結婚式では父のギターに合わせてドリカムの未来予想図Ⅱを私が歌capcutこともあります。
マッジで上手いんですねこれが。
簡単にどれくらい上手いかというと、B'zのライブ中のアドリブギターソロパートを完コピできるくらいには上手いです。
さらにもっと言えば、両親の出会いは学祭での父のライブを母が見て一目惚れしたという息子ながら悔しいくらいにロマンチックな出会いをしてやがるんですね。
実家に帰った時の楽しみというのは、その父とセッションをすることであったり、父の演奏に合わせて歌ったりすることなんですが、毎回私が無茶振りでこの曲をやりたいというんですが、毎回なんてことなくほぼ完璧に合わせてきたりするんです。
正直親父の一番尊敬しているところと言っても過言ではないんですね。
あとは犬を撫で回して終わりですかね。
ちなみに現在投げている課題曲はsuper beaverのアイラブユーなのですが、一昨日くらいに教えてもうほとんどコピーが終わったというもんですから奴は恐ろしい存在ですわ。
私自身も今では本当にたまにギターに触るくらいになってしまいましたが、まだまだギターをギャンギャン弾ける父を見たりすると、ライブしたいなーとか思ったりしますね。
あれでしか摂取できない栄養があるんですよ。
この記事を読んでくださっているお客様の中に楽器経験者がいらっしゃいましたらぜひ店頭で語りましょう。
竿隊だった場合はなんの機材を使っていたかも聞いてみたいものです。
それでは本題に。
Forgotten Materialsのダブルブレステッドジャケットを中心に組んだスタイルをご紹介致します。

[ Professor.E ](プロフェッサーイー) 25FW-PE-FM-16 0222 / Double Breasted Blazer (Forgotten Materials)
size / 48
color / Black
ramie 50% linen 50%
[lining] cotton 100%
着丈:72
肩幅:53
身幅:63
袖丈:65
color / Black
ramie 50% linen 50%
[lining] cotton 100%
着丈:72
肩幅:53
身幅:63
袖丈:65
[ Professor.E ](プロフェッサーイー) 25FW-PE-LSH-01 Embroidery Aged Tunic
size / 48
color / black
[fabric 1] linen 100%
[fabric 2] ramie 100%
着丈:76
肩幅:54
身幅:65
袖丈:66
color / black
[fabric 1] linen 100%
[fabric 2] ramie 100%
着丈:76
肩幅:54
身幅:65
袖丈:66

こちらは本ラインでも展開されているダブルブレストジャケットを、よりハイグレードな素材と仕上げで再構築した一着です。
テキスタイル自体に奥行きのある風合いがあり、そこに加えて随所へ手縫いによるリペア加工が施されています。このリペアは主張しすぎるものではなく、近くで見て初めて気づく程度の繊細なものですが、それが逆に全体の空気感を引き締めています。
肩パッドを入れていないため、いわゆる「ジャケット然」とした堅さはなく、感覚としては軽めのライトアウターに近い着心地です。
フロントを開けても閉じても成立するバランスで、ダブルブレスト特有の重さを感じさせないのは、このパターン設計と素材選びの賜物だと思います。
ボタンがすべて統一されていない点も、量産品にはないクラフトマンシップを感じさせるポイントで、完成度の中にあえて不均一さを残すという、Professor.Eらしい美意識がよく表れています。
そしてシャツ。
シャツという枠に収めてしまうには少し違和感のある一着で、印象としては退廃的なブラウスに近い存在です。
全体的にゆったりとしたサイズ感で、単体で着用しても十分に様になりますし、ボタンの間隔もやや広めに取られているため、気温が上がってきた時期には軽い羽織としても活躍してくれます。
今季入荷しているシャツ類の中でも、特にブランドの思想や世界観が色濃く反映されているアイテムだと感じています。
ダメージ加工やエイジング表現はしっかりと入っているものの、決して荒々しくなりすぎず、全体の品を損なわないようにコントロールされている点が非常に印象的です。
退廃的でありながらもエレガンスを感じさせる、この絶妙な塩梅はProfessor.Eならではだと思いますね。

[ Professor.E ](プロフェッサーイー) 25FW-PE-TRL-01 Distressed Wool Pants
size / 48
color / Black
[fabric 1] polyester 65% wool 35%
[fabric 2] cotton 100%
[lining] cotton 100%
ウエスト : 82
総丈 : 110
股上 : 35
股下 : 76
わたり :30.5
color / Black
[fabric 1] polyester 65% wool 35%
[fabric 2] cotton 100%
[lining] cotton 100%
ウエスト : 82
総丈 : 110
股上 : 35
股下 : 76
わたり :30.5

最後はこちらのパンツ。
ウール素材のスラックスでありながら、各所にダメージ加工を施した一本で、この組み合わせ自体がかなり珍しい存在です。
先ほどご紹介したチュニックと加工のニュアンスが近いため、セットで着用すると全体に統一感が生まれ、よりブランドの世界観を強く感じられます。
シルエットは程よく太さがあり、レングスもやや長めに設定されているので、シューズの上に生地を溜めるような、少しルーズな履き方がおすすめです。
センタープレスが入っていないため、いわゆる「きれいめ」な枠に収まるだけでなく、モードストリートのようなスタイルにも自然に馴染みます。
一本持っておくと着こなしの幅が広がり、退廃的なムードと上品さを同時に楽しめる点は、このブランドを好まれる方にとって非常に魅力的ではないでしょうか。

今回ご紹介した3型はいずれも、単体でも十分に存在感がありますが、組み合わせることでより一層Professor.Eの世界観が立ち上がってくるアイテムです。
派手さで目を引くのではなく、着る人の雰囲気や佇まいを引き立ててくれる服ですな。
ぜひ店頭で実際に手に取って、その空気感を感じてみてください。
それでは今日はこの辺で。
最後までご覧いただきありがとうございました。
長岡
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