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2026/06/21 20:36

こんばんはClique Tokyoです。
今日も一日、お疲れ様です。
ぜひごゆっくりお過ごしください。











まずは一言

日本対チュニジア
快勝おめでとうございます!!


本日13時より行われたワールドカップのチュニジア戦、4対0という圧倒的なスコアで日本が勝利致しました。
これでほぼ確定で日本はグループリーグを抜けることができそうです。
興奮冷めやらぬところではありますが、なんとか正気にも戻ってブログを書かせていただく。
ここだけの話本当に仕事する気になれないくらいの休みの日気分なのですが、書いているうちに仕事モードになっていくと思うので、早速参りましょう。





昨日はラグジュアリーブランドを中心にピックさせていただきましたので、本日は打って変わってクラシカルなテンションのものを3型ご案内させていただきます。

【No Brand70s-80s /green】

ヴィンテージアイウェアの魅力は、著名なメゾンやデザイナーズブランドのアーカイブだけにあるわけではありません。
むしろ、当時の時代背景やものづくりの熱量をより純粋に感じられるのは、こうしたブランドネームを持たないノーブランドのヴィンテージフレームかもしれないと思うほどです。

1970〜80年代。当時のアイウェアは、視力を補助する道具であると同時に、ファッションとしても大きな役割を担っていました。
そのため、多くのファクトリーが独自の技術や感性を注ぎ込み、現在では見ることのできないような魅力的なプロダクトを数多く生み出しています。


今回ご紹介する一本もまた、そんな時代の空気を色濃く感じることのできるヴィンテージフレームです。
クラシックなブロータイプならではの存在感を感じます。
艶を抑えたブラックのブローパーツと、繊細なゴールドメタルの組み合わせによって、非常に知的で落ち着いた印象に仕上げられていますね。

ブローラインが顔周りに程良い力強さを与えながらも、細身のメタルフレームが全体を軽やかに見せてくれるため、決して重たく見えることはありません。
また、本作では淡いグリーンカラーのレンズを組み合わせることで、クラシックなフレームデザインに程良い抜け感が加えられています。


ゴールドとブラックという力強い配色の中に、柔らかな色味のレンズが入ることで全体の印象が中和され、どこか穏やかで上品な雰囲気を感じさせます。
年月を経たヴィンテージならではの空気感も相まって、新品のアイウェアにはない独特の深みを持っています。

こうしたブローフレームは、テーラードジャケットやミリタリーウェア、ワークウェアといったヴィンテージウェアとの相性も非常に良く、スタイリングに自然と馴染みながらも確かな存在感を放ってくれます。
顔周りに加わる僅かなアクセントによって、装い全体の印象を大きく変えてくれるのも魅力の一つですね。


近年のアイウェアは軽量化や効率性が重視される傾向にありますが、本作からはそうした合理性だけでは語れない時代特有のものづくりへの拘りを感じることができます。
細部の作り込みやバランスの美しさからは、当時の職人たちが一本一本丁寧に製作していたことが伝わってきます。

ブランドネームがないからこそ、純粋にデザインや造形の美しさと向き合うことができると思います。
そんなヴィンテージアイウェア本来の魅力を存分に感じていただける一本だと思います。
時代を超えて残り続けたプロダクトならではの存在感を、ぜひ日常のスタイリングの中でお楽しみください。

【Alfred Dunhill80s-90s】

Alfred Dunhillは、1893年にロンドンで創業した英国を代表するラグジュアリーブランドの一つでございます。
レザーグッズやライター、時計、そしてメンズウェアまで、長年にわたり紳士のライフスタイルを彩るプロダクトを数多く生み出してきました。
日本においても1980年代には絶大な人気を誇り、ダンヒルという名前そのものが、一つの憧れやステータスとして広く認知されていた時代がありますよね。

独特なレンズシェイプが目を惹きます。
ベースはクラシックなダブルブリッジのデザインでありながら、一般的なティアドロップの柔らかな曲線とは異なり、やや直線的で多角形を思わせるフォルムに仕上げられています。


シャープな印象と柔らかな曲線が絶妙なバランスで共存しており、顔に乗せた際にはどこか知的で洗練された雰囲気を生み出します。
また、細身のシルバーメタルによる繊細なフレームワークも非常に美しく、クラシックでありながらどこかモダンな印象を感じさせます。
そして、このモデルにおいて特に魅力的なのがテンプル部分です。

深みのあるブラウンを基調に、大理石のような複雑な模様が浮かび上がるアセテート生地を採用。
天然素材のような奥行きがあり、見る角度によって様々な表情を見せてくれます。
さらに特筆すべきは、その柄の取り方。


左右のテンプルで柄が自然と対になるように構成されており、細部に至るまで丁寧なものづくりへの拘りを感じさせます。
一見すると見過ごしてしまいそうな部分ですが、こうした僅かな美意識の積み重ねこそが、当時のラグジュアリープロダクトならではの魅力と言えます。
効率や合理性だけでは決して生まれない、贅沢な素材使いと丁寧な設計。


現代のプロダクトにはない独特の熱量が、この一本には確かに宿っています。
実際に掛けてみると、フロントのシャープな印象とテンプルの柔らかな表情が見事に調和し、横顔に程良い色気と品格を与えてくれます。
派手さはありませんが、細部まで見れば見るほど完成度の高さに気付かされる、そんな奥深い魅力を持ったフレームですね。


Alfred Dunhillというブランドが培ってきた英国的なエレガンスやクラフトマンシップを感じることができる一本。
時代を超えてなお色褪せない美しさを備えた、非常に魅力的なアーカイブピースに仕上がっています。

【American Optical40s-50s Cable Temple】


最後はこちら。
American Opticalは、1833年に創業した世界最古のアイウェアメーカーの一つです。
長い歴史の中で、アメリカ軍への軍用眼鏡の供給をはじめ、航空・医療・産業分野に至るまで、数多くのプロダクトを生み出してきました。
その確かな技術力と実績は、単なるアイウェアブランドという枠を超え、アメリカのアイウェア史そのものを語る上で欠かすことのできない存在と言えます。

耳の後ろを包み込むように大きくカーブを描いたケーブルテンプルが印象的。
いわゆる縄手と呼ばれるこの仕様は、元来、軍事用途や過酷な環境下での作業時に眼鏡がずれ落ちることを防ぐために考案された実用的なディテールです。


現代ではほとんど見ることのなくなった仕様ですが、実際に手に取ると、その造形そのものが非常に美しく、機能を追求した先に生まれた純粋なデザインであることが感じられます。

そして、繊細に巻き上げられた金属のラインはどこかアンティークジュエリーのような雰囲気も漂わせ、無骨な機能性と優雅さが同居した独特の存在感を放っています。
また、American Opticalを代表するディテールの一つでもある、テンプルをリム上部へ接合するフルビュー構造も印象的です。


側方の視界をより広く確保するために考案されたこの設計は、当時の眼鏡がファッションアイテムというよりも、精密な道具として製作されていたことを物語っています。
機能性を追求した結果として生まれた構造でありながら、その独特なバランスは現代の視点で見ても非常に新鮮です。
レンズシェイプは、クラシックなラウンドをベースとした柔らかなフォルム。
華奢なゴールドメタルとの組み合わせによって、ヴィンテージ特有の知的で落ち着いた雰囲気を演出しています。

さらに、本作では淡いピンク系のカラーレンズを組み合わせることで、金属フレームの緊張感に程良い柔らかさが加えられています。


ゴールドメタルとピンクレンズの組み合わせは決して強い主張をするものではありませんが、顔周りにさりげない色気と上品な印象を与えてくれます。
こうした絶妙なバランス感覚も、長い歴史を持つAmerican Opticalならではと言えるでしょう。

大量生産や効率化が優先される以前の時代に作られたヴィンテージアイウェアには、現代のプロダクトにはない独特の空気感があります。
それは単なる懐古趣味ではなく、機能性と美しさを高い次元で両立しようとした当時のものづくりの姿勢そのものかもしれませんね。
実用品として生まれながらも、時を経た現在では一つの工芸品のような魅力を放つAmerican Opticalのヴィンテージフレーム。
アメリカンヴィンテージならではの無骨さと繊細さを併せ持った、時代を超えて愛されるに相応しい一本です。



いかがでしたでしょうか。
1本1本ガッツリ解説するとそれなりのボリュームになりますが、ぜひ最後までついてきてほしい。
できるだけこのイベントに対する高揚感を上げられるように頑張りますので、来週のアイウェア回も楽しみに。
そして今日これだけ仕事をする気が無かったのにも関わらず最後までやり遂げた私は偉い。偉いぞ。


それでは今日はこの辺で。
最後までご覧いただきありがとうございました。


長岡


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