2022/12/17 20:00
みなさんこんにちは。香水が大好きな私がご紹介する、
CARON(キャロン)ブログ第二弾、待ちに待った商品について触れていこうと思います。
以前ご紹介させていただきましたが、本当に素晴らしい歴史を築かれているフレグランスメゾンですよね。
※まだ読んでない方は、第一弾覗いてみてくださいね。
どの香りからご紹介しようか本当に悩みました、、、
悩んだ末、まずはメゾンを象徴する「タバコファミリー」のお話を皆様にお届けしたいと思います。
始まりは1919年に遡ります。
タバコの香りを使って”レザー調”という初めてのオルファクティヴファミリーで、ジャンルを超えた香り「タバック・ブロン」 を発売しました。
創業者のエルネストがかつて、パリのフラッパーガールに捧げた香り。ジェンダーフリーのパイオニアでもある彼女たちは、意図的に挑発的な香りのシラージュを描きました。
当時の女性たちはこれを大々的に取り入れて、彼女たちの解放の象徴としました。
そんな先駆的な作品に敬意を表して”タバコファミリー”と呼んでいるのです。
この話を踏まえた上で、現在皆様にご案内しているCARON(キャロン)のおりなすタバコの世界にご案内します。
「タバック・ノアール(TABAC NOIR)」
タバコ レザー #タバコ #パチュリ
この香りは、群を抜いた華やかさのある香り。
蜂蜜のような、乾いた干し草のような、、そんな香りを持つと言われるバルカン半島のタバコアブソリュートと鮮やかに交わるインドネシア産のパチュリエッセンス。
柔らかくタバコの風味のある良い香りが、緩やかに奥を透かせるシアーな布のように肌に触れるイメージ。レザー調という表現に香りが脳に到達するとともに理解を深めることができるほど、滑らかにレザーの質感に触れられる。色は淡く香りの重低音が静かに響き続ける感じ。
■Clique Tokyoのお取り扱いアパレルブランドと合わせるなら、、、?
(香りとのコラボレーションが面白そうなブランドチョイスのコーナー初めてみます。)
クリーンという表現よりは、空気感。雰囲気。そんな印象ということで、「daub」とかお好きな方どうでしょう。服を纏う前に、もう一枚見えないインナーを羽織ってみて欲しい。
「タバック・エクスキ(TABAC EXQUIS)」
フローラル レザー #タバコ #チョコレート
シグネチャーでもある”タバコファミリー”のインスピレーションを得たジャン・ジャックのニュークリエーション。
アイコンであるタバコにおいしくてモダンなチョコレートアコードのグルマンノートを吹き込んだ、独創的なアイデアから生まれた作品。
香った瞬間に、一気に引き込まれる。シガーバーを思わせる空間が広がり、時間を忘れてバーでくつろぎながらチョコレートを口に放り込む。なんて贅沢な時間、、、
また、中盤からチョコレートが目の前にあるような、とろりとした美味しい香りが見え隠れし始める。後半にかけても、その極上の連鎖は続きます。優雅に時の流れを体感しているような香り。
■Clique Tokyoのお取り扱いアパレルブランドと合わせるなら、、、?
「Aleksandr Manamis」お好きな方どうでしょう?ちょっと軽いしぶさを持ちつつ、どことない柔らかさがある印象。そんな掛け合わせより。こだわりの中に潜む、もう一つのスパイスを是非。
「タバック・ブラン(TABAC BLANC)」
ルミナス フレッシュ タバコ #カカオアブソリュート #マテ茶
創業者であり、調香師のエルネストのタバコの香り「タバック・ブロン」(1919年)に敬意を抱き、ジャン・ジャックが創作した新しい香り「タバック・ブラン」。
南米産のマテ茶(CO2)をオーバードーズ(高配合)した初めての香りです。
バニラやシナモンによる彩りなのか、タバコを開けた瞬間のようなスパイシー感というか酸味というか、、時間と共に緩やかに熱を帯びていく印象。
マテの苦味は感じることなく、柔らかくタバコの甘みが絡み、包み込んでくれる感じ。
マテ茶といえば南米。そんな広大な自然の美しさを全身に包みながら楽しむそのひと時は、時を遡り、かつて「タバック・ブロン」を纏った彼女たちとすれ違えるのではないかと思えるほどに輝く香りがします。
■Clique Tokyoのお取り扱いアパレルブランドと合わせるなら、、、?
「kujaku」好きの方どうですか?
あくまでも感覚的ではあるけれど、マテのおりなす広大な美しさと「タバック・ブラン」のこだわり。作品としての気品がマッチするのではと。
香りのご紹介と、合わせてClique Tokyoのセレクトショップとしての新たなファッションとのご案内楽しんでいただけたら光栄です。
もちろん直接ご案内する際には、何十倍にも深くたっぷりお話します。
是非皆さんの体感お聞かせください。
さて、次回も引き続き香水ブログをお楽しみください。
皆様のお越しをお待ちしております。
それではまた。
↓CARONについての次の記事
・フレグランスメゾン CARON(キャロン) ブログ第三弾 - パルファン(伝統の香り)について -
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