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2023/01/09 17:19


皆さんこんにちは。香水担当でございます。

あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。



今回は、引き続き、お取り扱い中のCARON(キャロン)の香水をご案内していこうと思います。

前回は、”タバコファミリー”についてたっぷりご案内させていただきました。

(↓まだご覧になってない方は是非前回の記事もご覧ください!)

[blog / フレグランスメゾン CARON(キャロン) ブログ第二弾 - タバコファミリーについて - ]



改めまして今回は、ちょっと視点を変えて、、、

パルファン(伝統の香り)シリーズをご紹介します。



まず、ご存知の方も多くいらしゃるかと思いますが、パルファンやオードパルファンの違いについてさくっと。

賦香率(※1)の違いで把握していただくのが一番わかりやすいですね。

一般的に、濃度の濃いものから

パルファン > オードパルファン > オードトワレ > オーデコロン

という感じです。

とってもさくっとでした。もっと深く知りたい方はぜひ店頭でお話しさせてください。


ということで、パルファンは濃度が濃いこともあり、持続力も高く、香りの輪郭もしっかりと見えてきます。

そんなパルファンのコレクションは全3種類ご案内中です。



お待たせしました。それではご案内しましょう。

まずは、





デリール・ド・ローズ(DELIRE DE ROSES)

フローラル フルーティー  #ホワイトウッド #ライチ






創業者のエルネスト・ダルトロフが最も愛したという花。それがローズです。この花の女王は、品種ごと、エッセンスごと、さらには瞬間ごとに、常に新しい光を放っています。この非常に豊かな側面から生まれたフレグランスなのです。

そのすべての面がひとつの香水にまとめられ、他のすべてのノートに衝撃を与える鮮やかなローズパルファン。


肌に香りが届くその瞬間から瞬く間に現れるローズの造形美。まるで目の前で一輪のローズが咲いていくかのようなジューシーさ。肌の熱と相まって、その輪郭は優しくなり、気品たっぷりなドライな印象に変化する。体の中に香りの振動が響き渡り、今までの”薔薇”という概念を塗り替えてくれるかのように美しく咲き誇ります。



■Clipue Tokyo のお取り扱いアパレルブランドと合わせるなら、、、?

Yolife」お好きな方どうでしょうか?

ヨリフの女性の体の流れの曲線美が奏でる、美しさとの融合。どこか可愛らしさも感じる品は、纏う人の印象を儚くも力の強さを物語ってくれます。決してフェミニンなのではなく、どちらかというとエレガント!もちろん男性の方が纏ったときの、表象も一級品です。










アコード119(ACCORD 119)

フルーティー  シプレ(※2) #パチュリ #ブラックベリー




まず、タイトルにある”119”というは、このフレグランスが作られたスタジオの住所です。そして”アコード”というのはフランス語で”和音”を意味し、音が集まってハーモニーを奏でるということ。フレグランスと音楽という二つの世界の多くの共通点を連想させるネーミングになっています。豪華な歌姫”パチュリ”と、魅惑的なフレッシュさを持つ新星”ブラックベリー”のデュエット。

肌の上で上映される忘れられないコンサートが奏でられます。


どこか懐かしさを感じる香り、、脳に届くまでの間に記憶が蘇る。始めのワクワクするような

ジューシーでフルーティーな香りは、甘く優しい。まるで心地の良いクラシックをゆっくりと歌い始めたかのような、コンサートの始まりを予感させる。

肌の上で徐々に複雑な空気が引き上がり、そのパウダリーさはオーケストラに奏でられたかのような豪華な音に変わっていく。

シプレ香水ならではの、余韻と未来性を感じさせる神秘的な香り。


■Clipue Tokyo のお取り扱いアパレルブランドと合わせるなら、、、?

Hannibal.」をお好きな方いかがですか?

落ち着いつた空気と渋さ。玄人感を感じさせるその風貌は、この香りとの相性がどこかしっくりくる。香りで描かれる華やかさと洋服で演出するナチュラルな空気感。ぜひその香りとのコーディネートを試してみて欲しい。









ナルシス・ノワール(NARCISSE NOIR)

フローラル ウッディー #オレンジブロッサム  #サンダルウッド







CARON(キャロン)というメゾンを代表する、ヒストリアルフレグランスである「ナルシス・ノアール」(黒水仙)。創業者のエルネスト・ダルトロフが最も情熱を傾けていた白い花。オレンジブロッサム は光り輝く神秘的な花。映画の女優が好んで愛用したことにより、”香水ハウスCARON(キャロン)”の名を世に知らしめた香りなのです。妖艶でつややかな印象を象徴し、そのままの方針で新たにジャン・ジャックが再構築して蘇らせた。


オレンジブロッサムが、壮大に溢れ出す。青みを感じるほどの爽やかな香りだちは、目の前が、一気に明るい光に包まれたかのように鮮やか。まもなく、香りは柔らかくシルクのように滑らかになる。つるりと肌を舐めるかのように流れていく感じ。

遥か昔の遠い記憶、自分がまだ生まれる前のその時に、全く同じ香りではなくとも、この「ナルシス・ノアール」の香りが放たれたという事実にロマンがある。肌にとろけた香りの美しさは、睡眠状態に陥るあの瞬間の心地よさ。


■Clipue Tokyo のお取り扱いアパレルブランドと合わせるなら、、、?

Blanc YM」お好きな方いかがですか?

クリーンでパッと見た爽やかさと、ディティールの複雑性が落とし込まれた細部へのこだわり。

表向きのシンプルな装いの、その奥に秘められた記憶と技。香りと合わせた時の新たな”色”が見えるかもしれない。香りと一緒に、その世界観に飛び込んでみて欲しい。



※1・・・アルコールなどの基剤に溶かした香料の割合のこと。

※2・・・ギリシャ神話の「キプロス島」の意味。柑橘系にオークモス(苔)、ウッディなどがブレンドされた神秘的な香りのこと。



いかがでしたでしょうか?

少しでも雰囲気が伝わっていれば幸いです。


香水ブログを始めてまもないですが、

今年も引き続きたっぷりご紹介していきたいと考えておりますので、またその時までごきげんよう。




↓CARONについての次の記事
・フレグランスメゾン CARON(キャロン) ブログ第四弾 - ウッディーファミリーについて -



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