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2025/11/30 18:24

こんばんはClique Tokyoです。
今日も一日、お疲れ様です。
ぜひごゆっくりお過ごしください。











皆様現在Netflixで公開中のドラマ『イクサガミ』はご存知でしょうか。
戦国時代版の『今際の国のアリス』や『カイジ』て感じのサバイバルデスゲームって感じのドラマなんですけど、めちゃくちゃおもろいこれ。

まだ全部見終わっていないのですがサクッと概要をお話します。

戊辰戦争後、廃刀令を下されて権力や地位を失った武士たち。
主人公は岡田准一演じる、”人斬り”として名を挙げた嵯峨愁二郎。
蔓延する疫病によって妻と子供が体を悪くし、治療するためにお金が必要だったところに、回覧板で回ってきた「最も武芸に長けるものに10万円を払う」というチラシを目にします。
意を決して参加することになりますが、それがとんでもない◯し合いの”遊び”だった。

といった感じです。
で、この面白いところは、現代的なSFのノリではなく、これまで享受してきた教育の中で、なんとなく全員が理解できる内容なところなんですよね。
時代が変わってこれまで武力で築き上げられていた地位や富を失ったら途方にくれるというのも想像がつきますし、戦いの中でその勝敗を決めるのは各々がこれまで培ってきた武力によるというものなので、そこには”誇り”であったり、各々の人生の裏側が関係していたり、人物像も理解しやすい。
あんまり「作り物だからここは意味がわからなくてもいっか」みたいなところがない。
そりゃ全くないわけではないですが、見ていくにつれて早く次の会が見たいと思う内容です。
シーズン1の配信は全6話でもう終わっているので、気になる方はぜひ見てみてください。
個人的にはかつて日本史選択だったこともあり、キモいですが”刀”が好きだったのもあって、かなりソソる作品です。

そんな退廃的な世界観のものを見ていたら、同じく退廃的なブランドを紹介したくなりました。
しかも長岡は可愛いので、侍のちょんまげに感化されて髪結んでロングコート着てそれっぽい格好で出勤してきちゃうんですよね。
可愛いので。

画面の向こう側で誰も笑っていないのが手に取るようにわかったので本題に戻ります。
今回も物撮り回ですが、いまだになんで残っているのかが正直あんまりわかっていないニットのご紹介です。
D.HYGENより、ブランドの世界観が色濃く反映されているプロダクトです。

[D.HYGEN] (ディーハイゲン) ST103-0125A Cotton Cashmere Crust Patch Knit Pullover

size / 1
color / charchoal
cotton 95%
cashmere 5%
着丈 : 76
肩幅 : 60
身幅 : 62
袖丈 : 67


これほど「1枚で着てもカッコ良い」を体現したニットはないと思います。
まずメインのボディに関してはカシミヤを繋ぎに使ったコットンベース。
ウール100じゃないところが、着てて暑苦しくならないのが良い。
ウール100ならそれはそれで、暖かかったり生地の表情に奥行きがでたりして素敵なのですが、コットンニットというのは着用できるシーズンもより長くなるので、着回しがしやすいんですよね。

そしてその編み地が異なる同色のテキスタイルをツギハギのように組み合わせることでデザインとしての深みを増しています。ここはD.HYGENとしてはもはや当たり前に繰り出してくる技術ですね。


首元はレイヤードされているようになっていて、ボタンの開閉でニュアンスを変えることができます。
そしてテンション自体は少しきつめに設定されているのですが、これが着用時にしっかり自立してくれる役割を持っているので、ラックにかかっている時よりも着用時が一番カッコ良いようになっている。
シンプルなタートルネックよりもより意匠性に磨きがかかっています。


ツギハギになっている各接続部分はあえて荒く縫われたようなステッチの感覚や太さが見えます。
この職人によって手縫いで施されたような空気が、退廃的なブランドのクリエイションにおいて必要不可欠なわけです。


そしてさらにこのリペア加工です。
昨今もはや定番化されてきたダメージ加工ですが、D.HYGENはそれだけにとどまりません。
クラッシュをするだけではなく、上から補修するように当て布された部分をダーティに加工することで、時間の経過が刻まれたようなデザインになり、緊張感のある世界観に拍車がかかります。


そしてD.HYGENといえばやはり、”赤”を効果的に使うところが特徴なので、ところどころ太めのステッチが赤色になっています。
これがアイテムそのものを弾きで見たときに印象深くなります。
さらに忘れてはならないのは、インダストリアルな要素。
劣化したように加工された金属を多用することで定評がありますが、今回のニットにも、マットブラックのジップに長い引き手を配しております。

ごくたまに、「ここの開閉は意味があるんですかwww」って言う人間がいますが、
カッコ良いからだよ。
それで良いんです。
いちいち全部の機能に意味があったりしなくて良いんですよ。
この方がカッコ良いからです。
それ以上でも以下でもありません。

好きな子に告白する時に一番大事なのは、”理由”ではなく「好きだから」と言う事実なのです。

以前とあるテレビ番組で、女性芸人がホストの彼氏に500万円お金を貸してたけど振られたと言うエピソードを高らかに笑いながら話していました。司会者の方がいろんな質問をしましたが、なぜそれを許したかと言う問いに対して「だって好きだったから」と言う一言を聞いた時に、おそらくお茶の間も含めた全員が「、、じゃあしょうがねえか、、、」って思ったはず。
あの時の司会者の方の「忘れてたーーその気持ち」と言うコメントが一番好き。
これはこの女性芸人の徳が著しく高かったケースですが、そんなものなのです。

好きだから。

カッコ良いから。

そんなもんですし、それで良いです。
むしろ、それが良いです。


いかがでしたでしょうか。カッコ良いから着てみたい、で良いと思います。
でもたくさん持っているしなあとか、似たようなやつあるしなあとか、色々あるかもしれませんが、結局好きなものというのは変わらないものですし、自身の好みに自分が一番従順にならないでだれがなるというのでしょうか。
まっすぐストレートに、いましょうや、ねえ。



それでは今日はこの辺で。
最後までご覧いただきありがとうございました。



長岡



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