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2023/03/05 14:09



こんにちは、香水担当です。

今回も香水について楽しくお話しできればと思います。



前回は、”アンバー ファミリー”についてご紹介いたしました。

あと、香水に対しての私の考え方をお話しさせていただきましたね。

いかがでしたか?

(↓まだご覧になってない方は是非前回の記事もご覧ください!)
フレグランスメゾン CARON(キャロン) ブログ第五弾 -香水の話とアンバーファミリーについて-



香りについて、少しでも”考える””意識してみる”という形になれたのでしたら、

とても嬉しいです。

さらに深くお話を掘り下げようよ!と思っていただけたなら、それは是非店頭でお話に

花を咲かせましょう。お待ちしております。



ということで、今回の香水のご紹介につきましては最後のファミリー”フローラル ファミリー”です。大切にされてきたお花、愛情を注がれてきたお花など、CARON(キャロン)では沢山の”フローラル ファミリー”のコレクションがございます。

じっくりご紹介させて頂きたいので、前編・後編に分けてご紹介して参りたいと思います。




”フローラル ファミリー”

花に情熱を燃やし続けるCARON(キャロン)の豪華なフラワーブーケ。

崇高な天然素材を惜しみなく使ったブーケは、ローズ、オレンジブロッサム 、チュベローズ、ナルシス、、、。


まさにその通りで、表情豊かな花々の美しさ。香りから情景が広がる優雅な空間は、きっと皆さんを虜にするのではないでしょうか。

それでは、美しきフローラルの世界を覗いていきましょう。








「ROSE IVOIRE DE CARON(ローズ・イヴォワール)」

ムスキー フローラル #ローズ #ホワイトペッパー


肌が喜ぶ、スキンフレグランス。

CARON(キャロン)のお気に入りの花であるローズと痺れるようなホワイトペッパーという意外な組み合わせです。

調香師ジャン・ジャックは、フレッシュなスパイシーノートの伝統的な「キャロン ポワーブル」(※1)に敬意を表して高品質なターキッシュローズに、モダンで予想外のひねりを加えました。


(※1)「キャロン ポワーブル」・・・1954年発売された、CARON(キャロン)創設者であり、調香師のエルネスト・ダルトロフが創り上げた作品。”ポワーブル”とは、ペッパー/胡椒という意味。


ポワーブル、、私も香ってみたいです。どんな世界が見えるのか、タイムスリップしたら?みたいな話がよくありますが、私だったら香水の歴史を追うタイムスリップ旅行がしたいです。もちろん香り体験つきで、、、


肌に寄り添うような優しいローズ。スキンフレグランスという言葉がぴったりだと実感できるほどに、口当たり柔らかな香りです。ホワイトペッパーが、気品のあるローズと合わさることによって、香りに新たなメロディーが生まれます。香った瞬間の清潔感には、試されたことのある方とは共感できるのではないでしょうか。透けたベールのような布が、肌を優しく撫でるような感覚。

試香紙では、引き締まるようなペッパーの香りが感じやすく、ローズの香水という今までの印象に、新しい感覚を与えているのがよりわかりやすいです。店頭で試してみてくださいね。


■Clipue Tokyo のお取り扱いアパレルブランドと合わせるなら、、、?

tous les deux ensemble」お好きな方どうでしょうか?


素肌に纏った見えないベールの上に、撫でるように美しいラインを奏でるお洋服との相性は、優雅で気持ちも引き立ちます。

ブランドの空気感から感じられる、品のある女性らしさと「ローズ・イヴォワール」から放たれる優しく華やかな香りの共存を是非体感してみていただきたい。

パートナーへのお洋服とのプレゼントなども良さそうだなと。その時は、スタッフと一緒に最高のギフトを考えましょう!お待ちしてます。









「TUBEREUSE MERVEILLUSE(チュベローズ・メルヴェイユーズ)」

フルーティー  フローラル #チュベローズ #ジンジャー


このフレグランスは、肌で味わうための美味しい、”ギルティープレジャー”のようなもの。

まるで暗示にかかるようなうっとりさせられるフローラルノート。

チュベローズの2面生、華やかと輝くようなジンジャーとの対照的な2つの要素。センシュアルなインドのチュベローズとエキゾチックなアクセントに魅了された調香師ジャン・ジャックが、CARON(キャロン)のシグネチャーでもある白い花にフレッシュでとてつもなく現代的な輝きを加えた作品。


真っ白な花びらで優しく、くるまれるような感じ。ただ、優しいだけじゃない魅了される香り。チュベローズは、個人的にとても好きなお花の一つ。日本名だと月下香となりますが、これは漢字のそのままで、夜にしか香らないお花。なんともロマンチックですよね。

香りの印象も、キラキラと光り輝く夜空のような感じ。シルクのように滑らかで、落ち着いた音が流れます。肌の上では、まるでチュベローズを先ほどまで抱えていたかのような艶やかな香り。そこにアーモンドミルクが、、、クリーミー!

特別な日も良い。少しムードをプラスしたい日。香りから演出してみてはいかがでしょうか。


■Clipue Tokyo のお取り扱いアパレルブランドと合わせるなら、、、?

Nomàt」お好きな方どうでしょうか?

お洋服そのものから感じられる、柔らかな雰囲気とアート性。わかりやすいデザインでありつつも、考え抜かれた深さを感じさせるお洋服のデザイン。

香りから感じる華やかさと、妖艶で美しくもきらびやかな香り立ちの掛け合わせは、日々の中で新たな自分を演出してくれると思います。

”優美な感じ”まさにそんな言葉が当てはまりそうな、空気感纏ってみてはいかがでしょうか。










「NARCISSE BLANC(ナルシス・ブラン)」

フルーティー  ウッディー フローラル #オレンジブロッサム  #カシュメラン(※1)


マシュマロのように、ふんわりと心地良い優しい繭に包み込まれるような無限の魅力を放つ香り。

歴代CARON(キャロン)の調香師たちが、特別な思いでオレンジブロッサムを取り入れてきたという。1911年の香り「ナルシス・ノワール」のメイン香料であり、官能性をぶつけてきた香り。また、1923年に「ナルシス・ブラン」の名で無垢なイメージを表現した作品を発表した。

そして、ジャン・ジャックにより再構築された。全く新しい個性に生き、規定に収まらない現代的な女性のイメージを捉えている。


マシュマロのようなと言う表現が、肌にのせた瞬間に理解できる。そのぐらい優しく、重さも重力も何も感じさせないほど。マシュマロが沢山入った袋に入ったような。決して、味や印象の話ではなく感覚の話。一緒にまとっていただいて、その感覚を共有したい。

そして、オレンジブロッサムが、本当に大切に使われたのだと理解できる。私が今までに知っていたオレンジブロッサムの表情ではなく、朗らかで丁寧で繊細。

”ナルシス”=”水仙”。香りに潜む青みが、香りをより優雅に彩ります。

是非とも、この感覚を体験してみて欲しい。


(※1)カシュメラン・・・フレッシュでスモーキーなウッディーノート。由来は、カシミアウールの柔らかさと滑らかさを思わせる香りであることから、”カシミアムスク”と呼ばれることもある。



■Clipue Tokyo のお取り扱いアパレルブランドと合わせるなら、、、?

Blanc YM」お好きな方どうでしょうか?


誰にでも受け入れられやすい空気感でありながら、ディティールで魅せるバランスの美しさ。

清潔感を感じさせるその見た目に、ナチュラルに寄り添う香りの魅力。

香りとお洋服の空気感を合わせてデザインする。という意味でとても体感しやすいセッションな気がします。

お洋服のクリーンな印象と、香りから感じる朗らかで優しい印象が合わさったレイヤードは、絵画が、美しい額縁にピッタリと合ったような感覚。是非ご体感ください。






また、以前ブログで紹介させていただいた「ナルシス・ノワール」「デリール・ド・ローズ」も同じ”フローラル ファミリー”に区分されています。

よろしければ、もう一度フローラルと言う視点や今回のブログを踏まえて、再度チェックしてみてくださいね。新しい発見や感想がありましたら、店頭でお話しいただけると大変嬉しいです。

「フレグランスメゾン CARON(キャロン) ブログ第三弾 - パルファン(伝統の香り)について -」



現在Clique Tokyoにてお取り扱い中の”CARON(キャロン)香水のご紹介”は、次回で最終回です、、、あっという間でした。

いつもブログを読んでくださっている皆様、本当にありがとうございます。

感謝でいっぱいです。


ということで、「次回最終回。」という流れですが、

引き続きお取り扱い中の素晴らしい香水ブランドの魅力についてや、香水についてのお話し等、皆様にお届けできればと考えております。

皆様に、楽しんでいただけますよう精進させていただきます。


次回は、”フローラル ファミリー”後編です。

また香水ブログでお会いできる日を楽しみにしております。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。



↓CARONについての次の記事
フレグランスメゾン CARON(キャロン) ブログ第七弾 -フローラル後編-




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