2023/04/04 20:00
こんにちは、香水担当です。
春の暖かさを感じさせてくれる気候に出会うことも増えてきましたね。
太陽に照らされ、草花が生き生きと美しく芽生える季節です。
個人的には、お取り扱いをさせていただいた「CARON (キャロン)」の香水たちと迎える”初めての春”に今からワクワクしております。
みなさんも一緒に、日本ならではの移りゆく四季とともに、香りに耳を傾け楽しんでいただければと思っております。
ということで、今回は「フローラルファミリー後編」です。
前回の「フローラルファミリー前編」をまだご覧になっていない方は、ぜひチェックしてみてください。
「LADY CARON(レディ・キャロン)」
フルーティー ウッディー フローラル #ピーチ #マグノリア
まばゆいばかりのフローラルとフルーツの組み合わせが魅せる、大胆で爽快なイメージ。
香りの始まりは、2000年にニューヨークのマディソンアベニューに「CARON(キャロン)」がショップをオープンするため、創業者であるエルネスト・ダルトロフが自由を取り戻したアメリカへの賛辞を込めて、”LADY CARON(レディ・キャロン)”のオリジナルを創作し発表したという。
マグノリアフラワーエッセンスや、フリージアなどと合わせ、フレッシュなネロリエッセンスや、インドのジャスミンアブソリュートの包み込まれるような甘さとピーチの甘さが美しく調和した香り。
いつもはスプレーした直後に、ジューシーなピーチの香りが広がる印象があるのですが、今書いている時に一拭きしたら、なんとも艶やかなお花の香りが空間を包み込んで、ブログを書きながら感動しました。そして、少し時間が過ぎていくと、、記憶していた美味しそうなフルーティーさが顔をのぞかせてきました。
名前についている”レディ”という表現が本当に素敵だなと私はとても感じているのです。まるでその名の女性を想像してしまうほどに美しい曲線を描く香りが、肌を包み込んでくれます。伝わって欲しい、、、直接お話したい、、。
花々たちから水が滴るようにキラキラと香り、脳裏に写真のように姿が描かれるような印象も本当に魅力的です。
■Clipue Tokyo のお取り扱いアパレルブランドと合わせるなら、、、?
「yolifu」お好きな方どうでしょうか。
ブランドのアクティブでありながらも、”女性らしさ”を兼ね備えた雰囲気は、「LADY CARON(レディ・キャロン)」から感じさせる大胆なフルーツの駆け抜ける爽快感を合わせることで、より”今”を捉えた、自由な人物像を想像させてくれます。
お洋服の魅せる美しい体のラインや、オリジナリティーあるカラー使い。明るく華やかな香りは、きっと毎日のライフスタイルの中で気分を盛り上げてくれると思います。
「AIMEZ-MOI(エメ・モア)」
グリーン フローラル #スターアニス #バイオレット
魅惑的なバイオレットとスターアニスのハーブノートの組み合わせが織りなす、思いもよらない香り。
1916年にフレグランスにメッセージを与えたことから、瞬く間に素晴らしい歴史を刻んだ香水「ネメ・ク・モア(僕だけを愛して)」。ブランドにとってとても大切な香りのオマージュ作品。
アニス、ベルガモットやミントが爽やかな風を吹き込む、なんともクセになるような心地よさ。背景も相まって、より香りにロマンチックな印象も高まる。繊細な優しさと華やかさにあふれた絶妙なコントラストに満ちたフレグランス。
”AIMEZ(エメ)”とは、フランス語の動詞で”愛する””好きだ”という意味。
”MOI(モア)”は、フランス語で、自分を指す意味。
=まとめて日本語訳すると”私を愛して”
そして、「ネ・メク・モア」が発表された当時の大切な人へ贈られたという香りとその物語。
私は、この香水のお話をするのが本当に大好きです。
なんて美しくて、繊細で儚くて、、、初めて香り、初めて意味を理解した時、言葉につまりそうになるぐらい感動したのを覚えてます。
ミントでしょうか、どこかスーッとするような、細い線が赤い糸のように果てしなく続く。バイオレットのほんのりパウダリーな鮮やかさが、物語をかなでます。何の香りなのか輪郭が見えそうで見えない、、夢の世界と現実を彷徨うような、いつまでも”香り”に込められた”愛”を探したくなるほど魅力的な香りです。
これは、まず肌で体感して頂きたい。肌の温度と共存した瞬間のメロディーをお試しいただければと思います。
■Clipue Tokyo のお取り扱いアパレルブランドと合わせるなら、、、?
「Aleksandr Manamis」お好きな方どうでしょうか。
ヴィンテージを基盤としたオリジナル生地を使用し、哀愁感漂う「マナミス」は、優しく柔らかい印象を思わせます。そんなお洋服だからこそ、伝統の美しさと今に語り継がれる美しい物語を掛け合わせることをオススメしたい。
香りに込められた軌跡と服が物語る視覚的な印象の融合は、纏う人の空間に奥行きを持たせてくれます。繊細なディティールが、語らずとも伝わってくる職人的な美しさをぜひご体感いただければと思います。
以上で「CARON(キャロン)」についてのお取り扱い商品のご紹介ブログは最終回となります。少しでも魅力を伝えることができていたら幸いです。
私自身、本当に楽しく書かせて頂き、あっという間の7回に渡るブログ企画でした。
本当にありがとうございました。
”香水”の描き出す、見えない景色の旅にご一緒できる日を楽しみにしております。
また新たな香水ブログ企画でお会いしましょう。
最後までお付き合いいただいた皆様へ、心より感謝申し上げます。
[フレグランスメゾンCARON(キャロン)についてのブログ一覧]
・フレグランスメゾンCARON(キャロン)お取り扱い開始のお知らせ
・フレグランスメゾン CARON(キャロン) ブログ第二弾 - タバコファミリーについて -
・フレグランスメゾン CARON(キャロン) ブログ第三弾 - パルファン(伝統の香り)について -
・フレグランスメゾン CARON(キャロン) ブログ第四弾 - ウッディーファミリーについて -
・フレグランスメゾン CARON(キャロン) ブログ第五弾 -香水の話とアンバーファミリーについて-
・フレグランスメゾン CARON(キャロン) ブログ第六弾 -フローラル前編-
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