2024/06/18 19:28
こんにちは、香水担当です。
いよいよClique Tokyo香水イベントまで、今週末となりました。
イベント参加ブランドご紹介ブログとしては、今回で最後になります。
まだ、前回までのブログをご覧になっていない方は、ぜひこちらからご覧ください。
毎度ながら今回も、もう一度リマインドさせていただきます。
『eau de porter(オーデ ポルテ)』-2024 S/S -
日程:2024年6月21日(金)~24日(月)
時間:12時~21時
場所:Clique Tokyo (東京都渋谷区神南1-15-12 秀島ビル2階)
Culique Tokyoでお待ちしております。
<今回ご紹介するブランド>
・CARINE ROITFELD (カリーヌ・ロワトフェルド)
・La Nuit (ラニュイ)コラボレーション
アパレルの世界で知らない人はいないであろう、
世界で最も影響力のあるファッション誌の伝説的な編集長が手がける香水ブランドです。
「CARINE ROITFELD (カリーヌ・ロワトフェルド)」
ファッション界で最も影響力のある人物の一人、CARINE ROITFELD (カリーヌ・ロワトフェルド)。
フランス版『ELLE』でライターやスタイリストとして活躍し、2001年から2011年までフランス版『VOGUE』の編集長を務めた後に、2012年に「Harper's BAZAAR」のグローバルファッションディレクターに就任。
『VOGUE』といえば、皆様一度は見たことがあるのではないでしょうか。世界で最も影響力のあるファッション誌とも言われていますね。
ファッション誌の世界観といえば、個人的に「プラダを着た悪魔」がイメージで浮かんできます。実際はわかりませんが、素晴らしい審美眼を持たなければ辿り着けない場所であることは、素人の私でもわかる。
そんな彼女のスタイリングや提案は、「ファッション界でもっともセクシー」とも言われ、とても挑発的で「ポルノ・シック」と呼ばれたという。
その流れでCARINE ROITFELD (カリーヌ・ロワトフェルド)について調べていたら、ある映画に辿り着きました。
彼女が59歳の時に自身のイニシャルをから名付けられた新雑誌「CR Fashion Book」が創刊され、その創刊する過程を追ったドキュメンタリー映画「マドモワゼルC〜ファッションに愛されたミューズ〜」(ファビアン・コンスタン監督)が2014年に公開されていたのです。
香りという分野を超えてファッションに触れる素敵な機会だなと思い、私も近いうちに見たいなと思っています。
興味ある方もぜひ。U-NEXTやhuluで観れるみたいです。
そんな彼女が手掛けるフレグランスは、力強さと色気、そして欲望というテーマがとても色濃く反映されているのです。
香水それぞれに男性の名前がつけられており、象徴的な7つの都市で暮らす7人の忘れられない恋人たちとの物語。
未知なる体験への想像を掻き立てるような、魅惑的な香り。
それぞれの都市の個性も、恋人の個性も纏うと不思議と見えてくるのです。
CARINE ROITFELD (カリーヌ・ロワトフェルド)だから体現することができた、他では体験できない世界観をぜひ堪能してほしい。
自身がその香りと恋に落ちるのも良いし、それぞれの香りと自分を重ねるのも良いかもしれません。
最後に、彼女の言葉を。
「私にとって、香りはスタイルを仕上げる最も大切な要素であり、香りの分子ひとつひとつにそれぞれのアイデンティと回りを誘惑する魔法のような媚薬の力が秘められていると考えています。ファッションのルックをクリエイションするのと同じように、それぞれに夢や個性、そして色気を込めてフレグランスを作りました。それは、目に見えないという可能性を秘めた要素に魅了され、想像をかき立て生み出された、時代やファッションが求めているジェンダレスなフレグランスコレクションです。」
気になる方は、ぜひ物語と共に香りをお楽しみいただければと思います。
「La Nuit (ラニュイ)」コラボレーション作品
以前ブログで「La Nuit (ラニュイ)」について触れているので、ブランドコンセプトについては、ぜひそちらもご覧いただきたいなと思っているのですが、少し前に発表されたコラボレーション作品を今回Clique Tokyoでご案内できるということで、ご紹介させていただきます。
「La Nuit (ラニュイ)」というブランドについてはこちら
菊地成孔さんといえば、私的には「ジョジョの奇妙な冒険」のスピンオフで知られている実写版の「岸辺露伴」シリーズの音楽を担当されていたということ。まだ観てない方は、ぜひ観てくださいね。ジョジョについて触れるとすごく脱線するので、あまり触れないでおきます。
遡ること2005年の5月。菊地成孔さんがリリースしたセカンドソロアルバム『南米のエリザベステイラー』を演奏するためのバンドとして、ペペ・トルメント・アスカラールが結成されました。それ以降「菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール」の名義でアルバムを発表しています。
そして迎えた「菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール」の結成20周年。ツアータイトルは「香水」。
前例のない“楽団がその音楽をイメージした香水を発売する”という取り組みとして、「La Nuit (ラニュイ)」とのコラボレーション作品が生まれました。その香りは、全2種。「甘い混乱」と「とても清らかで淫らな声」。
これらの作品は、ラフマニノフ『ピアノ協奏曲第3番』など「La Nuit (ラニュイ)」で様々な作品を担当している調香師の沙里さんが「菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール」の録音や映像を鑑賞し、夜をテーマにして調香しました。
そして、できあがった香りに菊地成孔さん自らタイトルをつけ、それに合わせた新曲を制作しています。
「甘い混乱」が弦楽合奏曲で、「とても清らかで淫らな声」は、サックス曲。
それぞれの作品を購入することで、手に入るQRコードから曲を聴くことができます。
菊地成孔さんは、ライブ中にこれらの香りを振り撒いていたそう。実際に会場に行かれたお客様から、「ふわっとこの香りがした気がします!」「とても良い香りでした!」と体験エピソードをお聞きしました。
生の演奏と香りが寄り添うなんて、想像しただけで至高の時間だと分かる。
音楽という芸術を極めたアーティストが、もう一つ愛した香りという芸術。
そのコラボレーションから生まれた香りは、なんともメロディアスで繊細。
音楽と香りを堪能する至福の時間をお試しいただけたらと思います。
いかがでしたでしょうか。
皆様の気になるブランドはございましたでしょうか。
香水イベント当日お会いできるのを楽しみにしております。
それではまた、次回の香水ブログでお会いしましょう。
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