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2024/05/16 18:26

こんにちは、香水担当です。

春を感じたと思えば、あっという間に夏を予感させる日々を迎えた気がします。


皆様ATELIER MATERI (アトリエマテリ)の新作香水は、皆様お試しになりましたか?

植物が奏でる美しくも神秘的な香りなのです。春夏ファッションにも合わせやすい香りですよ!

まだの方は、いつでも店頭にてご案内しておりますのでお越しくださいませ。

こちらのブログも合わせてご覧ください。

ATELIER MATERI (アトリエマテリ)より新作セードルフィガリア発売開始のお知らせ


では、今回も続きを。

前回は、「ATELIER MATERI (アトリエマテリ)」より以下の2種類について触れてきました。

まだご覧になっていない方は、ぜひ遡ってみてください。

「香水ブランドATELIER MATERI(アトリエマテリ)ブログ第四弾」



ということで、残りの2作品についてご案内させていただきます。



「Rose Ardoise(ローズ アルドワーズ)」

調香師:Céline Perdriel(セリーヌ・ペルドリエル)


ローズの大胆な解釈。それにより、この花はアーバンでミネラルな顔を見せます。調香師セリーヌ・ペルドリエルは、比類のない二品種に焦点を当てました。フローラルでフルーティーかつスパイシーなトルコのダマスクローズと、温かく蜂蜜のような丸みをたたえたグラースのセンティフォリアローズです。「ローズ アルドワーズ」では女性性と男性性、透明性とテクスチャー、ミネラルと官能性の二面性が共存しています。ピンクペッパーとナツメグのフレッシュでスパイシーなトップノートは、セージの明るくクリスタルのような響きに応えます。そしてローズが花開き、アンブロキサンの溢れるような香りの中に次第に溶けていきます。

(ART EAUオフィシャルHP参照)


<香り>

トップノート・・・ナツメグ、ピンクペッパー

ハートノート・・・ローズ、セージ

ベースノート・・・ヴェチバー、レザー、アンブロキサン


想像しがちなマダムらしいゴージャスな薔薇はどこにもない。クリスタルを思わせるような透明感が肌を撫でる。ワイルドさと可憐な存在感を放薔薇は、服にコサージュを付けるように品を思わせ香る。この香りを初めて体感した時、私は薔薇が水に浸され美しく飾られている様子が脳裏に浮かび上がりました。ミネラルたっぷりの美しい音色。そうでありながらも、野生的な印象も持つ。


この香りの物語は、進むほどに深く肌に根を張るように溶け込んでいくのです。ムエットでは感じ取りきれない、湧き上がるレザー。これは肌にのせた時にこそ感じられる至福だと思う。

アルドワーズという意味についてですが、フランス語にはアルドワーズ色という少し青みがかった灰色があるようです。日本語で直訳するとストレートという意味。どの視点だとしても込められた想いが深い。陽気で煌びやかなローズとは異なり、艶やかで静かな空間に響き渡る耳障りの良いローズの音色。無駄のない厳選されたハーモニーの中で繰り広げられるローズを体験してみてほしい。





「Cuir Nilam(キュイールニラム)」

調香師:Céline Perdriel(セリーヌ・ペルドリエル)


パチュリにエレガントなレザーのニュアンスを与えることで、この上ない現代性を表現することが可能になりました。

パチュリは、インドネシアでニラムの名で知られている香水の古典的な素材ですが、このオートクチュール感をまとった調香により新しく生まれ変わりました。このパルファンにおいて、調香師のセリーヌ・ペルドリエルは、昏さを帯びたアニマルノートを前面に出しています。香りはまず、フレッシュで洗練されたスミレの葉の香りから幕を開けます。ミドルノートには、高貴なバラの香りがレザーの大胆さと出会い、最後に、深みのあるパチュリがタバコの酩酊感を伴ったノートと混じりあい、官能的なノートを生み出します。

キュイールニラムは、パリらしいエレガンスを伴ったレザージャケットをまとったパチュリを表現したパルファンです。

(ART EAUオフィシャルHP参照)


<香り>

トップノート・・・カルダモン、バイオレットリーフ

ハートノート・・・ローズ、レザー

ベースノート・・・パチョリ、タバコ


バイオレットリーフが放つ洗練された幕開けから、生地をバサっとひるがえすようにレザーの質感が空気を変えていく。肌を飲み込むようなレザーに、繊細に施された刺繍のようなローズが主役を引き立てるように寄り添う。だからなのか、どこか物腰が柔らかで惹きつけられる。それでいて重厚感も忘れていない。レザーの香りといえば、どこか硬さを感じていた。そんな感覚を塗り替えるように、レザーが持つ魅力的な素材の質感が引き立てられた作品。


レザーと言われて試すと控えめな感じもするけれど、芯があり模索したくなる香り。パチョリやタバコが作り出す余裕のある空気感。余白を楽しんでいるようなゆったりと流れる時間。美しいレザーを指で撫でた時の感触というか、愛用してきたレザーが肌馴染みしたあのフィット感。

ぜひ肌にのせて試してみてほしい。




いかがでしょうか。ここまで数回のブログに分けて「ATELIER MATERI (アトリエマテリ)」の魅力について語らせていただきました。

すでに試された方も、これからの方も、ぜひ感想をお聞かせください。

店頭でお待ちしております。

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今回も最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございました。

次回は、Clique Tokyoでお取り扱いしている商品で、まだご紹介できていない香水について触れていこうかなと思います。

また香水ブログで会いましょう。



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